特許

J-GLOBAL ID：200903080684577025

新規凝集性アルコ-ル発酵酵母

発明者： 菊池 孝雄 ,  高木 良智 ,  杉江 康隆 ,  吉武 壽一
出願人/特許権者： 通商産業省基礎産業局長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-075725
公開番号（公開出願番号）：特開平5-236942
出願日： 1992年02月27日
公開日（公表日）： 1993年09月17日
要約：

【要約】【構成】 アルコ-ル高生産性の特定酵母菌株と、凝集性の特定酵母菌株を、細胞融合させて、両者の性質を長期安定的に保持する、アルコ-ル発酵酵母株を得る。 また、この方法で融合した、特定アルコ-ル発酵酵母菌株を分離選択した。【効果】 アルコ-ル高生産性と強い凝集性を併せて保持し、糖蜜培地等による工業生産に適し、長い世代にわたって安定して性能を発揮できる、実用的酵母株を得る方法が確立された。また、この方法により2個の高性能株が分離取得され、これらによる効率的アルコ-ル発酵法が可能となった。

請求項（抜粋）：

アルコ-ル酵母株、サッカロミセス・セレヴィシエ(Saccharomyces cerevisiae) 396-9-6V (微工研菌寄第12804号)と、凝集性酵母株、サッカロミセス・セレヴィシエ(Saccharomyces cerevisiae) STX347-1D(微工研菌寄第12806号) またはサッカロミセス・セレヴィシエ(Saccharomyces cerevisiae) ABXR-11A(微工研菌寄第12805号)とを融合させることを特徴とする、実用的アルコ-ル生産能と凝集性を兼備し、かつ遺伝的に安定である新規凝集性アルコ-ル酵母の創製方法。

IPC (4件)：

C12N 1/19 ,  C12N 15/04 ,  C12P 7/06 ,  C12R 1:865