特許
J-GLOBAL ID:200903080684960210

バインダーの綴じ具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 始
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-315220
公開番号(公開出願番号):特開2002-120483
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】 書類の綴じ孔に挿入する綴杆の把持若しくは解放操作を円滑に行うことができると共に、量産に適するバインダーの綴じ具を提供すること。【解決手段】 ロック解除片25が押し込まれと、ロック体16は互いに離れる方向に移動してロック体の係止片18が側壁部の係合凹部8を解放するので、綴杆6の進入及び脱出の何れをも可能となる。そして、弾力性爪片17が係合凹部の一部に係合して同ロック体をその位置に保持する。他方、ロック解除片の押し込まれた状態において、開閉板5を起立させて綴杆6を弾力性爪片17に押し当てると、その弾力性爪片と係合凹部の一部との係合が解除されてロック体16はバネ30の弾力作用により元の位置に復帰する。そして、ロック体の係止片18が係合凹部8の開口側に介入して綴杆6の先端部を把持する。
請求項(抜粋):
背表紙の内面に固定される矩形状の基板の一側縁に、書類や用紙に穿設された綴じ孔に挿入するための2本の綴杆を所定間隔に平行に配置した開閉板を起伏自在に設け、前記基板の他側縁に、該綴杆の先端部を把持若しくは解放するロック機構を備えた側壁部を垂直状に突設したバインダーの綴じ具であって、前記側壁部には前記綴杆に対応する箇所に係合凹部を夫々形成すると共にそれら係合凹部の中間部にロック解除片を進退自由に摺動案内する切欠部を設け、前記ロック機構については前記係合凹部の奥端側に介入させる弾力性爪片と同係合凹部の開口側に介入させる係止片と前記ロック解除片の端部に当接させる衝合部とを備えた左右一対のロック体を前記側壁部内に収納すると共にそれらのロック体をバネにより互いに接近する方向に付勢するように設け、前記ロック解除片が押し込まれると前記ロック体は互いに離れる方向に移動して前記係止片が係合凹部を解放し前記綴杆の進入及び脱出の何れをも可能とすると共に、弾力性爪片が係合凹部の一部に係合して同ロック体をその位置に保持するように設け、他方、そのロック解除片の押し込まれた状態において前記開閉板を起立させて綴杆を弾力性爪片に押し当てることにより、該弾力性爪片と係合凹部の一部との係合が解除されてロック体を前記バネの弾力作用により元の位置に復帰させると共に、該ロック体の係止片を係合凹部の開口側に介入させて綴杆の先端部を把持するように構成したことを特徴とするバインダーの綴じ具。
Fターム (1件):
2C017UE03

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