特許
J-GLOBAL ID:200903080691805858

エンジンの出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217388
公開番号(公開出願番号):特開平5-059999
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 カムの切換までの応答遅れ時間を実際に計測し、この値とあらかじめ定めた設定値とのずれに応じて、出力補正が実際のカムの切換と同期するように出力補正のタイミングを変化させることにより、作動油の劣化などに伴う作動不良の悪影響を除く。【構成】 設定手段79では、センサ検出値に応じてカム切換信号の出力からカム切換までの基本応答遅れ時間をあらかじめ設定している。測定手段80により測定された実応答遅れ時間と基本応答遅れ時間のずれに応じ実応答遅れ時間が基本応答遅れ時間より長いと、タイミング進遅手段81が、カム切換時のトルク段差吸収用のエンジン出力補正のタイミングを遅らせ、この逆に基本応答遅れ時間より短いとエンジン出力補正のタイミングを早める。
請求項(抜粋):
出力特性の異なるカムプロフィルをもつ複数のカムと、これらのカムを油圧切換弁の作動によって選択的に切換えるとともにこのカムの運動を吸排気弁の少なくとも一方に伝達するカム切換機構と、運転条件を検出するセンサと、この運転条件に応じてカムを切換えるかどうかを判定する手段と、この判定結果よりカム切換が判定されたときはカム切換信号を前記カム切換機構の油圧切換弁に出力する手段と、前記カムの切換時に切換前後の発生トルクが同一となるようにエンジン出力を補正する手段とを備えたエンジンにおいて、前記油圧切換弁に供給される作動油の温度と圧力を検出するセンサと、これらの検出値に応じて前記カム切換信号の出力からカム切換までの基本応答遅れ時間をあらかじめ設定する手段と、前記カム切換信号の出力からカム切換までの実際の応答遅れ時間を測定する手段と、この実応答遅れ時間と前記基本応答遅れ時間のずれに応じ実応答遅れ時間が基本応答遅れ時間より長いと前記出力補正のタイミングを遅らせ、この逆に基本応答遅れ時間より短いと前記出力補正のタイミングを早める手段とを設けたことを特徴とするエンジンの出力制御装置。
IPC (4件):
F02D 43/00 301 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 310

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