特許
J-GLOBAL ID:200903080702017431

プラント制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-150252
公開番号(公開出願番号):特開平11-345003
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】プラント制御装置などのシステムを構成する装置に異常が発生したときの他の装置による代替や、制御プログラムの改良、新プラント制御装置の追加などを、これらプラント制御装置の運転や保守を停止させることなく、オンラインで行うことができ、ひいてはプラントの信頼性と稼働率を共に向上させる。【解決手段】各プラント制御装置3a〜3nには、これらプラント制御装置どうしを識別し、かつこれらプラント制御装置間で連続する送信元制御装置識別番号をプラント制御信号に付加して放送型通信網2に送信する手段と、他のプラント制御装置から送信されたプラント制御信号の送信元制御装置識別番号を監視し、その自己の送信元制御装置識別番号の直前の送信元制御装置識別番号を付加したプラント制御信号が、放送型通信網上を通過した直後に、自己のプラント制御信号をこの放送型通信網に送信する放送型通信網制御手段をそれぞれ設ける。
請求項(抜粋):
放送型通信網と、プラントからのプロセスデータを含むプラントデータを受けてこの放送型通信網に送信するプロセス入力装置と、制御プログラムを実行することにより上記放送型通信網を介して上記プロセス入力装置からのプラントデータを受け取ると共に、上記プラントを操作ないし制御するためのプラント制御信号を求めて上記放送型通信網にそれぞれ送信する複数のプラント制御装置と、これらプラント制御装置からのプラント制御信号を上記放送型通信網を介して上記プラントに与えてこのプラントを操作ないし制御するプロセス出力装置とを具備し、上記各プラント制御装置には、これらプラント制御装置どうしを識別し、かつこれらプラント制御装置間で連続する送信元制御装置識別番号を上記プラント制御信号に付加して上記放送型通信網に送信する手段と、他のプラント制御装置から送信されたプラント制御信号の送信元制御装置識別番号を監視し、その自己の送信元制御装置識別番号の直前の送信元制御装置識別番号を付加したプラント制御信号が、上記放送型通信網上を通過した直後に、自己のプラント制御信号をこの放送型通信網に送信する放送型通信網制御手段をそれぞれ設けたことを特徴とするプラント制御システム。

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