特許
J-GLOBAL ID:200903080705133319

上澄水排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-210643
公開番号(公開出願番号):特開2001-029982
出願日: 1999年07月26日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 上澄水の排出開始に至るまでの作動が早く、効率よく排出できる上澄水排出装置を提供する。【解決手段】 上部に集水口7を有し、上下方向に沿って配置された導入管部6を有する集水容器体8を備える。排水ポンプ10の吐出部10aに導入管部6の下端部が接続される。導入管部6の中間部から分岐され、排水ポンプ10の吸込部10bに接続された分岐吸込管11を備える。導入管部6の下端部と分岐吸込管11の分岐位置との中間部から分岐され、汚水処理槽1の外部に延設配置された排出管12を備える。導入管部6内に昇降自在な昇降ロッド14を備える。昇降ロッド14の上端部に集水口7を開閉自在な蓋体を備える。昇降ロッド14の下端部に受水体16が設けられ、排水ポンプ10の作動時の吐出水を受けて昇降ロッド14を上昇位置まで上昇させ、分岐吸込管11と排出管12との導入管部6を通じての連通状態を遮断する。
請求項(抜粋):
有機性汚水を流入し、微生物により活性汚泥処理した後に沈殿させ、上澄水を排出するようにした回分式汚水処理槽の上澄水排出装置において、前記汚水処理槽の下限水位付近に上澄水の集水口を有すると共に、集水口の下方でかつ集水口に連通する上下方向に沿って配置された導入管部を有する集水容器体と、前記導入管部の下端部に吐出部が接続された排水ポンプと、前記導入管部の上下方向中間部から分岐されると共に、前記排水ポンプの吸込部に接続された分岐吸込管と、前記導入管部における分岐吸込管の分岐位置と導入管部の前記下端部との中間部から分岐されると共に、汚水処理槽の外部に延設配置された排出管と、前記導入管部内で上下方向に沿って昇降自在に支持された昇降ロッドと、前記昇降ロッドの上端部に連結支持され、昇降ロッドの昇降により前記集水口を開閉自在に上方より覆う蓋体と、前記昇降ロッドの下端部に設けられると共に、前記排出管の分岐位置における前記導入管部内に配置され、前記排水ポンプの停止時における昇降ロッドの下降位置にあっては導入管部を通じて前記分岐吸込管と排出管とを連通状態とすると共に、排水ポンプの作動時の吐出水を受けて昇降ロッドを上昇位置まで上昇させて分岐吸込管と排出管との導入管部を通じての前記連通状態を遮断する受水体と、を備えたことを特徴とする上澄水排出装置。
Fターム (6件):
4D028BB01 ,  4D028BC19 ,  4D028CA00 ,  4D028CA01 ,  4D028CB02 ,  4D028CD05

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