特許
J-GLOBAL ID:200903080705143977

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-140560
公開番号(公開出願番号):特開2001-322421
出願日: 2000年05月12日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機へのガスインジェクションによる暖房能力の向上と、圧縮機へのオイル戻り性の向上とを両立させ、さらに、減圧装置の簡素化を図る。【解決手段】 暖房モード時に空気を加熱する室内熱交換器12通過後の高圧冷媒の一部をバイパスさせて、固定絞り26bからなる第1減圧装置26により中間圧に減圧し、室内熱交換器12通過後の高圧冷媒と第1減圧装置26通過後の中間圧冷媒とを冷媒-冷媒熱交換器23により熱交換させ、この熱交換によりガス化した中間圧ガス冷媒を圧縮機22にガスインジェクションする。冷媒-冷媒熱交換器23通過後の高圧冷媒は、電気膨張弁からなる第2減圧装置27→室外熱交換器24→アキュームレータ25を経て圧縮機22に吸入させる。
請求項(抜粋):
室内へ向かって空気が流れる空調通路(2)と、圧縮した冷媒を吐出する吐出ポート(22a)、冷凍サイクル低圧側の冷媒を吸入する吸入ポート(22b)、および冷凍サイクル中間圧側のガス冷媒を導入するガスインジェクションポート(22c)を有する圧縮機(22)と、前記空調通路(2)内に設置され、暖房モード時に前記圧縮機(22)の吐出ポート(22a)から吐出された高圧のガス冷媒により空気を加熱する室内熱交換器(12)と、前記暖房モード時に前記室内熱交換器(12)通過後の高圧冷媒の一部をバイパスさせ、この一部の高圧冷媒を中間圧に減圧する第1減圧装置(26)と、前記暖房モード時に前記室内熱交換器(12)通過後の高圧冷媒と前記第1減圧装置(26)通過後の中間圧冷媒とを熱交換する冷媒-冷媒熱交換器(23)と、前記暖房モード時に前記冷媒-冷媒熱交換器(23)にて冷却された高圧冷媒を低圧まで減圧する第2減圧装置(27)と、前記暖房モード時に前記第2減圧装置(27)通過後の低圧冷媒と外気とを熱交換する室外熱交換器(24)と、前記暖房モード時に前記室外熱交換器(24)を通過した低圧冷媒の気液を分離して、オイルが溶け込んだ液冷媒と低圧ガス冷媒とを前記吸入ポート(22b)に向けて流出させるアキュームレータ(25)とを備え、前記暖房モード時に前記冷媒-冷媒熱交換器(23)における熱交換によりガス化した中間圧ガス冷媒を前記ガスインジェクションポート(22c)に導入するようになっており、さらに、前記第1減圧装置(26)を開閉弁(26a)と前記開閉弁(26a)内の冷媒通路に形成した固定絞り(26b)とにより構成したことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
B60H 1/22 ,  F25B 13/00 311 ,  F25B 29/00 411
FI (3件):
B60H 1/22 ,  F25B 13/00 311 ,  F25B 29/00 411 Z
Fターム (6件):
3L092AA02 ,  3L092BA03 ,  3L092BA18 ,  3L092BA23 ,  3L092BA27 ,  3L092DA01

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