特許
J-GLOBAL ID:200903080708134774

発泡プロペラファンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364178
公開番号(公開出願番号):特開2001-179764
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 厚肉で剛性に優れ、かつ軽量で、しかも翼形状が良好で、低騒音性にも優れた発泡プロペラファンの製造方法を提供する。【解決手段】 発泡性熱可塑性樹脂組成物を可塑化する工程(a)、目的とする成形品の容積よりも小さく閉じた金型キャビティー内に可塑化物を射出する工程(b)、射出充填完了後に金型面に接触する固化層と内部の溶融層が混在する状態まで冷却する工程(c)、金型を開くことによって、目的とする成形品の容積までキャビティーの容積を拡大する工程(d)、さらに冷却を行った後に成形品を取出す工程(e)を経て得られる、少なくとも翼部に発泡構造を有する発泡プロペラファンであって、金型として翼部に関し、最小肉厚部の肉厚が1mm以上、最大肉厚部の肉厚が15mm以下および外周が実質的に円弧状末端となっている形状の金型を用い、b工程の時間を5秒以下、かつ、c工程の時間をTmin〜Tmaxの範囲内にする。
請求項(抜粋):
組成物基準で、熱可塑性樹脂を95〜99.9重量%および化学発泡剤を0.1〜5重量%含有する発泡性熱可塑性樹脂組成物を可塑化する工程(a)、目的とする成形品の容積よりも小さく閉じた金型キャビティー内に該可塑化物を射出する工程(b)、射出充填完了後に金型面に接触する固化層と内部の溶融層が混在する状態まで冷却する工程(c)、金型を開くことによって、目的とする成形品の容積までキャビティーの容積を拡大する工程(d)、さらに冷却を行った後に成形品を取出す工程(e)を経て得られる、少なくとも翼部に発泡構造を有する発泡プロペラファンであって、前記金型として翼部に関し、最小肉厚部の肉厚が1mm以上、最大肉厚部の肉厚が15mm以下および外周が実質的に円弧状末端となっている形状の金型を用い、b工程の時間を5秒以下、かつ、c工程の時間を下記式で定義されるTmin〜Tmaxの範囲内にすることを特徴とする発泡プロペラファンの製造方法。Tmin=hmax2×(M/1000) ...式1Tmin : 最小一次冷却時間 [秒]hmax : 型開き前の翼部の最大肉厚 [mm]M : 金型温度 [°C]Tmax=hmin2×(M/30) ...式2Tmax : 最大一次冷却時間 [秒]hmin : 型開き前の翼部の最小肉厚 [mm]M : 金型温度 [°C]Tmin≦Tmax ...式3
IPC (12件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/70 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76 ,  C08J 9/06 CES ,  C08K 7/14 ,  C08L 23/00 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29K105:06 ,  B29K309:08 ,  B29L 31:08
FI (12件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/70 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76 ,  C08J 9/06 CES ,  C08K 7/14 ,  C08L 23/00 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29K105:06 ,  B29K309:08 ,  B29L 31:08
Fターム (1件):
5F073AA00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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