特許
J-GLOBAL ID:200903080718844524

人工呼吸装置および人工呼吸装置を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180979
公開番号(公開出願番号):特開平9-024099
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 患者に対して至適化された人工呼吸を得ることのできる人工呼吸システムおよび上記のように人工呼吸システムを制御する方法を提供する。【解決手段】 本願発明の人工呼吸装置は、制御可能な吸気パルスを患者に送出する供給ユニット(2)と、肺の機能に関する少なくとも1つのパラメータを表示するためのモニタリングユニット(14)と、測定した血中ガスパラメータに基づいて至適最大吸気圧と圧振幅を求める制御ユニットを具備する。
請求項(抜粋):
生体(4)の肺に接続可能な、肺に呼吸ガスの可調節吸気パルス(78)を発生、供給するための呼吸ガス供給ユニット(2)と、呼吸ガス供給ユニット(2)に接続された補正ユニット(8)であり、補正ユニット(8)に供給される制御信号に基づいて吸気パルス(78;116A-116F;146A-146F)の発生、供給を制御する補正ユニット(8)と、肺の機能に関する少なくとも1つのパラメータを測定するためのモニタリングユニット(14、14A-14F)と、モニタリングユニット(14,14A-14F)に接続されて吸気パルスパラメータの変化を測定するための制御ユニット(22)を具備した人工呼吸装置において、モニタリングユニット(14,14A-14F)が、血中ガスパラメータを測定するために生体(4)に接続された血中ガスアナライザ(14A)を有し、制御ユニット(22)により、制御可能な吸気パルス(78;116A-116F;146A-146F)の至適最大圧(PIP)と圧振幅が、測定血中ガスパラメータにもとづいて決定され、前記至適最大吸気圧(PIP)と圧振幅は、圧外傷、量損傷、過拡張、および低酸素血管収縮等の悪影響を最小限に抑えつつ血管系に十分な酸素供給を行えるよう設定される構成を有した、人工呼吸装置。

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