特許
J-GLOBAL ID:200903080726146836

ディジタル画像処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-174426
公開番号(公開出願番号):特開平5-342347
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル的に記録された画像の周縁部および細部をシャープにするためのディジタル画像処理回路に於いて、従来不可避であった雑音成分が増幅されることを最小に抑え、見やすい出力画像信号を得る。【構成】 色処理回路(10)により処理されたクロミナンス信号と色処理回路(10)及びシャープ化回路(24)により処理された輝度信号との和である出力電子画像データ信号が与えられる。入力記録画像はシャープ化回路(24)および色処理回路(10)により同時並行処理され、色処理回路(10)は低空間周波数輝度信号を、シャープ化回路(24)は高空間周波数輝度信号を発生させ、この両輝度信号は後で結合されて出力信号を供給する。これによって高空間周波数雑音成分の振幅は最小に抑えられる。
請求項(抜粋):
第1の色調尺度と第1の色座標系とを有し輝度成分およびクロミナンス成分を有する入力電子画像データ信号をシャープにして、第2の色調尺度と第2の色座標系を有し輝度成分およびクロミナンス成分を有する出力電子画像信号に変換するためのディジタル画像処理回路であって、a)第1の色調尺度と第1の色座標系とを有する入力電子画像データ信号を受信し、該入力電子画像データ信号を第2の色調尺度と第2の色座標系とを有する第1の中間電子画像データ信号へ変換するための色処理手段(10)と、b)増幅された高空間周波数輝度信号を与えるため、入力電子画像データ信号を受信し、該入力電子画像データ信号の選択された高および低空間周波数成分を識別して、該入力電子画像データ信号の選択された高空間周波数成分を増幅するためのシャープ化手段(24)と、c)第2の中間電子画像データ信号を与えるため、第1の中間電子画像データ信号を受信し、前記第1の中間電子画像データ信号の空間周波数成分であって少なくとも一つの選択された空間周波数よりも低い空間周波数成分を送出するための低域フィルタ手段(22)と、d)シャープにした輝度成分であって、第2の中間電子画像データ信号のクロミナンス成分と共に出力電子画像データ信号を定義する輝度成分を与えるため、第2の中間電子画像データ信号の低空間周波数輝度成分を、増幅された高空間周波数成分と結合するための結合手段(22)、によることを特徴とするディジタル画像処理回路。
IPC (3件):
G06F 15/68 410 ,  G06F 15/68 310 ,  H04N 9/68 103

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