特許
J-GLOBAL ID:200903080726815061

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072289
公開番号(公開出願番号):特開平7-279805
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】低電圧時の点火性能を確保しつつ、内燃機関の始動性を向上させる。【構成】点火時期制御装置はCPU38、バックアップIC42及びアンドゲート53を備える。演算処理回路からなるCPU38はエンジンの運転状態に応じた点火時期を算出し、ソフト点火信号IGTsを出力する。CPU38はスタータ信号STA がオン(信号レベル「H」)であり、かつ運転状態が予め定めた領域に属しているとき、エンジンが実質的に始動状態であることを示す疑似スタータ信号STAout(信号レベル「H」)を出力する。アンドゲート53は、スタータ信号STA と疑似スタータ信号STAoutとを入力し、その論理積信号をスタータ信号STA としてバックアップIC42に出力する。バックアップIC42は、スタータ信号STA の信号レベルが「H」のときハード点火信号IGThを、「L」のときソフト点火信IGTsを、出力インタフェース回路46を介して点火装置に出力する。
請求項(抜粋):
内燃機関に設けられた点火手段と、前記内燃機関のスタータの駆動状態を検出して、その駆動時には始動検出信号を出力する始動検出手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、演算処理回路からなり、その第1の作動保障最小電圧以上の電圧が電源から供給されたときに作動し、前記運転状態検出手段による機関運転状態に応じた点火手段の点火時期を算出するとともに、その点火時期に従い点火手段に点火動作を行わせるためのソフト点火信号を出力するソフト点火用処理手段と、前記第1の作動保障最小電圧よりも低く設定された第2の作動保障最小電圧以上の電圧が前記電源から供給されたときに作動し、前記始動検出手段から始動検出信号が出力されていないときには、ソフト点火用処理手段からのソフト点火信号を点火手段に出力し、始動検出手段から始動検出信号が出力されたときには、予め定められた点火時期に従い点火手段に点火動作を行わせるためのハード点火信号を点火手段に出力するハード点火用処理手段とを備えた内燃機関の点火時期制御装置であって、前記ソフト点火用処理手段は、前記始動検出手段から始動検出信号が出力され、かつ前記運転状態検出手段による機関運転状態が予め定めた領域に属しているとき、内燃機関が実質的に始動状態であることを示す疑似信号を出力する機能を有し、さらに、前記始動検出手段からの始動検出信号と、前記ソフト点火用処理手段からの疑似信号とを入力し、その論理積信号を前記始動検出信号としてハード点火用処理手段に出力するアンドゲートを設けた内燃機関の点火時期制御装置。
IPC (2件):
F02P 5/15 ,  F02D 45/00 312

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