特許
J-GLOBAL ID:200903080727058558

摩擦車式無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190654
公開番号(公開出願番号):特開平5-010407
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 フィードバック機構が設けられていないローラ支持部材の追従遅れなどによる振動の増大を防止する。【構成】 第1無段変速機構22の片側のローラ支持部材83にフィードバック機構が設けられ、第2無段変速機構24の両ローラ支持部材90にダンパ200が設けられる。ダンパ200は、油圧シリンダ装置のピストン94と一体に移動するダンパピストン202と、ダンパピストン202がはめ合わされるダンパシリンダ206と、から構成される。ダンパピストン202両側のダンパシリンダ206内に油室が形成され、ダンパピストン202には油室間の油の移動を可能にするダンパオリフィス214が設けられる。ダンパシリンダ206へは、油圧シリンダ装置への油の供給油路から油供給オリフィス209を介して油が供給される。ダンパオリフィス214の径は油供給オリフィス209の径よりも大い。
請求項(抜粋):
入力ディスクと、出力ディスクと、両ディスクによって形成されるトロイド状のみぞ内に両ディスクと摩擦接触するように配置される一対の摩擦ローラと、摩擦ローラをそれぞれ偏心軸を介して回転自在に支持するとともに両ディスクの軸心に直交する一対の回転軸部において回動可能かつ回転軸部軸方向に移動可能に支持されている一対のローラ支持部材と、ローラ支持部材を上記回転軸部の軸方向に駆動可能なピストンを備えた油圧シリンダ装置と、から構成される1以上の無段変速機構と、油圧シリンダ装置へ供給する油圧を調整する変速制御弁と、所定のローラ支持部材にこれの回転量を変速制御弁に伝え変速比のフィードバックを行うフィードバック機構と、を有する摩擦車式無段変速機において、フィードバック機構が設けられていないローラ支持部材の全部又は一部にこれの軸方向の振動を減衰するための減衰装置が設けられていることを特徴とする摩擦車式無段変速機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-054262

前のページに戻る