特許
J-GLOBAL ID:200903080733156480

回転電機の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-293990
公開番号(公開出願番号):特開平9-140098
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】回転子界磁巻線の冷却にヒートパイプを用いて界磁巻線の温度上昇及び局部的なホットポイントを抑制、均一化することにより、小型化が可能な回転電機を提供すること。【解決手段】回転電機の回転子鉄心8及び界磁巻線9から発生する熱を、界磁巻線9とコイルブラケット12の間に配設される薄板状ヒートパイプ13により吸熱し、界磁巻線9及び回転子鉄心8を冷却するもので、ヒートパイプ13内の冷媒は吸熱の際に蒸発し、圧力差によりヒートパイプ13の端部に移動した後、ヒートパイプ13の突出部で通風ファン5及び回転子の回転による冷却風にさらされ、冷媒蒸気は放熱すると共に液化し、液化した冷媒はヒートパイプ13内に設けられたウィックの毛細管力によって界磁巻線9の発熱部に還流し、再び界磁巻線9を冷却する構成である。
請求項(抜粋):
回転軸の外周に配設された塊状鉄心と前記塊状鉄心の外周に設けられた界磁巻線からなる回転子と、前記回転子の外周にギャップを介して配設される固定子鉄心と前記固定子鉄心に収納された固定子巻線からなる固定子をファンにより通風冷却する回転電機の冷却装置において、前記回転子の界磁巻線と前記界磁巻線を保持するコイルブラケットの間に配設され、発生熱を吸熱する冷媒を内部に封入した薄板状のヒートパイプと、前記ヒートパイプを軸方向に片方または両方を前記界磁巻線より突出させ、前記界磁巻線より発生した熱を前記ヒートパイプの突出部より放熱することを特徴とする回転電機の冷却装置。
IPC (3件):
H02K 9/22 ,  H02K 1/20 ,  H02K 5/18
FI (3件):
H02K 9/22 A ,  H02K 1/20 Z ,  H02K 5/18

前のページに戻る