特許

J-GLOBAL ID：200903080736015039

マイクロレンズアレイシート

発明者： 内田 哲夫 ,  鈴木 基之 ,  三上 友子
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-191159
公開番号（公開出願番号）：特開平10-039769
出願日： 1996年07月19日
公開日（公表日）： 1998年02月13日
要約：

【要約】【課題】本発明は、液晶表示装置等に装着した場合に、画質の劣化を招かずに視野角を有効に拡大し、薄型性、軽量性、強靱性に優れ、さらには可撓性、屈曲性が良好であるマイクロレンズアレイシートを提供せんとするものである。【解決手段】本発明のマイクロレンズアレイシートは、一方の面を微小な凸面部分が配列された凹凸面とし他方の面を平面とすることによって、光学的に凸形状の微小単位レンズを面状に配列したマイクロレンズアレイシートであって、該平面上に、面内方向において少なくとも凹凸面の凸部頂部に対応する部分が開口した平膜状遮光層が形成されており、かつ、該凹凸面と該遮光層の最も近接した距離が該微小単位レンズの配列ピッチの2倍以下であり、さらに該マイクロレンズアレイシートが、該遮光層を形成する層、該凸部分を形成する層および両者に挟まれた平板状の透明基材層の少なくとも3つの層を有し、かつ、該透明基材層がプラスチックフィルムであることを特徴とするものである。

請求項（抜粋）：

一方の面を微小な凸面部分が配列された凹凸面とし他方の面を平面とすることによって、光学的に凸形状の微小単位レンズを面状に配列したマイクロレンズアレイシートであって、該平面上に、面内方向において少なくとも凹凸面の凸部頂部に対応する部分が開口した平膜状遮光層が形成されており、かつ、該凹凸面と該遮光層の最も近接した距離が該微小単位レンズの配列ピッチの2倍以下であり、さらに該マイクロレンズアレイシートが、該遮光層を形成する層、該凸部分を形成する層および両者に挟まれた平板状の透明基材層の少なくとも3つの層を有し、かつ、該透明基材層がプラスチックフィルムであることを特徴とするマイクロレンズアレイシート。