特許
J-GLOBAL ID:200903080749358881

最適化調整方法と最適化調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301797
公開番号(公開出願番号):特開平9-054765
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】人間の感性や主観的価値観でしか評価できない問題に、対話型遺伝的アルゴリズムを適用して、ユーザにとって最適と思われる機器の調整を効率よく行う調整方法や調整装置を実現すること。【解決手段】開始時点では、情報提示部で解ベクトルの表す情報が提示されるとともに、補助情報提示部で同時に提示された複数情報の比較評価を容易にする情報が提示される。各解ベクトルは、これらの情報をもとにユーザにより評価される。ユーザの評価の履歴をもとにモデル推定実行部において調整過程の評価モデルが生成され、この後はモデル評価計算部でこのモデルによって評価される。ユーザまたはモデルによる評価より適合度計算部105で計算された適合度に基づき、組み替え操作部108が算術的な演算処理を行う。以上の処理を繰り返し行い解ベクトルの最適な調整を行う。
請求項(抜粋):
所定の演算装置により、ある問題に対して任意に設定された解ベクトルを適応度に応じて逐次更新し、最適解を推定する最適化調整方法において、更新する解ベクトルの初期集合を設定する第1ステップと、解ベクトル集合内の解ベクトルの前記問題に対する評価を求める第2ステップと、各評価値から各解ベクトルの適合度を求める第3ステップと、解ベクトル集合内において適合度が予め与えられた基準適合度を満足する解ベクトルの重心ベクトルと記憶されている過去の重心ベクトルとから適合度の高い解ベクトルが分布する更新方向を決定できるかどうかを判断し、決定できない場合には集合内の解ベクトル全体を、組み替え操作による生成の対象の個数とする第4ステップと、第4ステップでその更新方向が決定された場合には、得られた更新方向ベクトルに沿って集合内の複数の解ベクトルを更新し、組み替え操作で新たに生成する解ベクトル個数を決定する第5ステップと、更新を行う以前の解ベクトル集合内の解ベクトルに遺伝的組み替え手順に基づいた所定の組み替え操作を行い、第4もしくは第5ステップで設定された解ベクトル個数だけ解ベクトルを新たに生成する第6ステップと、最適な解ベクトルを出力する第7ステップを備えており、予め与えられた終了条件を満足するまで前記第2から第6のステップを繰り返し行うことにより、組み替え操作で解ベクトル集合内の解ベクトルの更新を行うとともに、解ベクトルの適合度を高くする更新方向ベクトルが得られた場合にはその方向ベクトルに従って解ベクトルの更新を行い最適な解ベクトルを推定することを特徴とする最適化調整方法。
IPC (2件):
G06F 15/18 550 ,  G06F 9/44 550
FI (2件):
G06F 15/18 550 C ,  G06F 9/44 550 C

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