特許
J-GLOBAL ID:200903080754711948

低反射ガラス物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 精市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-151521
公開番号(公開出願番号):特開2000-335940
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 高入射角での反射率および反射光の刺激純度を小さくすると同時に、低入射角の反射率および反射光の刺激純度を小さくし、視認性が向上したガラス物品を提供する。【解決手段】 透明ガラス基板の少なくとも片側表面に、1.65〜2.20の屈折率(n1)および、90〜150nmの膜厚を有し、それぞれ重量%で表して、SiO2に換算して0〜85%のケイ素酸化物、TiO2に換算して10〜95%のチタン酸化物、CuOに換算して2〜10%の銅酸化物、およびMnO2に換算して2〜10%のマンガン酸化物を含有する第1層の薄膜を形成し、前記第1層薄膜上に、1.37〜1.49の屈折率(n2)および70〜130nmの膜厚を有し、重量%で表して、SiO2に換算して90〜100%のケイ素酸化物を含有する第2層の薄膜を形成してなり、可視光を膜面側から12度および60度の入射角でそれぞれ入射したときの反射光がそれぞれ30%以下および15%以下の刺激純度を有する低反射ガラス物品である。
請求項(抜粋):
透明ガラス基板の少なくとも片側表面に、1.65〜2.20の屈折率(n1)および90〜150nmの膜厚を有し、それぞれ重量%で表して、SiO2に換算して0〜85%のケイ素酸化物、TiO2に換算して10〜95%のチタン酸化物、CuOに換算して2〜10%の銅酸化物、およびMnO2に換算して2〜10%のマンガン酸化物を含有する第1層の薄膜を形成し、前記第1層薄膜上に、1.37〜1.49の屈折率(n2)および70〜130nmの膜厚を有し、重量%で表して、SiO2に換算して90〜100%のケイ素酸化物を含有する第2層の薄膜を形成してなり、可視光を膜面側から12度および60度の入射角でそれぞれ入射したときの反射光がそれぞれ30%以下および15%以下の刺激純度を有することを特徴とする低反射ガラス物品。
IPC (2件):
C03C 17/34 ,  G02B 1/11
FI (2件):
C03C 17/34 Z ,  G02B 1/10 A
Fターム (9件):
2K009AA05 ,  2K009BB02 ,  2K009CC03 ,  2K009DD02 ,  4G059AC04 ,  4G059EA01 ,  4G059EA04 ,  4G059EA05 ,  4G059GA01

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