特許
J-GLOBAL ID:200903080754837810

符号錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 由充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163901
公開番号(公開出願番号):特開平9-317271
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 施錠操作に各ダイヤルを連動させて解錠符号列を自動的に崩すようにする。【解決手段】 複数個のダイヤル50が配備される作動軸20と平行に駆動軸91が往復動可能かつ回動可能に設けられる。各ダイヤル50には従動ギヤ53がそれぞれ一体形成される。駆動軸91上には、各ダイヤル50の従動ギヤ53と噛み合うようにして駆動ギヤ92が回動自由かつ駆動軸91上を往復動自由に配備される。駆動軸91と各駆動ギヤ92との間にはクラッチ機構93が介在させてある。各従動ギヤ53の外周の歯面には、各ダイヤル50が初期符号列を生成する角度位置になったとき、駆動ギヤ92との噛み合いが外れるよう切欠部が形成してある。
請求項(抜粋):
複数の符号が表された複数個のダイヤルと、各ダイヤルを決められた位置で回動可能に支持する作動軸と、解錠操作および施錠操作に応動するアクチュエータと、各ダイヤルによる解錠符号列の設定が可能な解錠符号列設定機構と、解錠符号列の整列時はアクチュエータの作動を許容し不整列時はアクチュエータの作動を規制するロック機構と、施錠操作により各ダイヤルを前記作動軸上で回動させて所定の初期符号列に復帰動作させるダイヤル強制復帰機構とを備えて成り、前記ダイヤル強制復帰機構は、各ダイヤルに一体に設けられた従動ギヤと、前記作動軸と平行に往復動および回動が可能に設けられた駆動軸と、前記アクチュエータと駆動軸との間に設けられ、アクチュエータの作動に応動して駆動軸を往復動させる往復動機構と、前記アクチュエータと駆動軸との間に設けられ、アクチュエータの作動に応動して駆動軸を回動させる回動機構と、各ダイヤルの従動ギヤと噛み合うようにして前記駆動軸上の各ダイヤルに対応する位置に回動自由に配備された駆動ギヤと、前記駆動軸と各駆動ギヤとの間に設けられ、前記駆動軸の往復動により駆動軸と各駆動ギヤとを係脱させるクラッチ機構とを備えており、前記の各従動ギヤの歯面には、各ダイヤルが前記初期符号列を生成する角度位置になったとき、駆動ギヤとの噛み合いが外れるよう切欠部が形成されて成る符号錠装置。

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