特許
J-GLOBAL ID:200903080756294350

浚渫部海底面探査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161637
公開番号(公開出願番号):特開平5-011047
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 測定時間が短かく、かつ海底面の凹凸状態が正確、かつ容易に読み取れる浚渫部海底面探査装置を提供する。【構成】 超音波パルスを海底14に向けて発射し、海底14で反射された該パルスを受信する送受波器3が浚渫グラブ船9に取り付けられている。演算部1は掘削部の計画水深と、該掘削部の計測半径とからクレーン10の各旋回角に対応した送受波器3の旋回角と俯角を計算して送受波器駆動部6に出力する。送受波器駆動部6は送受波器3を駆動し、前記俯角および前記旋回角になるようにする。水深計測部5で求められた超音波パルスの伝播距離Lは演算部1で前記俯角を基に水深Dに換算され、これに送受波器3までの水深hが加算されて海底14の水深Hが算出される。該水深Hは、表示部7において海底の地形を断面表示することにより表示される。
請求項(抜粋):
浚渫グラブ船に搭載され、該浚渫グラブ船で浚渫された海底の掘削個所の水深を測定し、海底の凹凸状態を表示する浚渫部海底面探査装置であって、送信パルスに基づき超音波パルスを海底に向けて発射し、海底で反射された超音波パルスを受信する送受波器と、送信指令信号に基づき前記送信パルスを作り前記送受波器に出力する送信部と、前記送受波器が受信した超音波パルスを増幅する受信部と、前記受信部の出力をもとに、前記超音波パルスの水中の伝搬距離を求める水深計測部と、入力した旋回角および俯角の信号に基づいて前記送受波器を駆動する送受波器駆動部と、海底の掘削部の計画水深と、グラブを吊すクレーンの旋回中心から該掘削部の中心までの長さを半径とする計測半径とから、前記クレーンの各旋回角度に対応した、前記送受波器の旋回角と俯角を計算して、前記送受波器駆動部に出力し、前記送信指令信号を前記送信部に出力し、前記水深計測部で求められた伝播距離を前記送受波器の俯角を基に水深に換算する演算部と、前記演算部で算出された測定水深の各データをつなぎ計画水深とともに表示し、海底の地形を断面表示する表示部と、前記送受波器の旋回範囲、旋回ピッチ、計画水深等のデータを入力するためのキー入力部とを有する浚渫部海底面探査装置。
IPC (3件):
G01S 15/06 ,  G01S 7/62 ,  G01S 15/89
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-331395

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