特許
J-GLOBAL ID:200903080758901261

信号波を検出して処理する方法およびデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 重信 和男 ,  清水 英雄 ,  高木 祐一 ,  日高 一樹 ,  渡邉 知子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-536704
公開番号(公開出願番号):特表2004-512723
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】本発明は、例えば電磁波や音波のような、信号波の振幅と位相を検出して処理する方法に関する。【解決手段】変調信号源が信号波を生成し、伝導媒体によりその経路上で、または少なくとも一つの物体上での反射および散乱により、信号波が変更される。変更された信号は受信され、該信号波の変調と特定の関係を有する変調信号を用いて復調される。該変調信号に対する、変調信号波の振幅と位相の関係が測定されて評価される。高速かつ直接の評価を得るために、該変調信号波は該受信媒体に受信された電荷または電荷の変動に転換され、変調信号に従って少なくとも二つの読み出し出力に分配されて、評価ユニットに供給される。該評価ユニットは該出力信号の和と差分を生成し、こうして物体により散乱・反射または遅延された信号波の強度と位相位置の値が供給される。信号源に由来する被変調信号波の一部は、変調信号として読み出し出力またはそれに接続された読み出し要素に直接伝達される。
請求項(抜粋):
信号波、特に熱輻射からガンマ線放射(X線)までのマイクロ波全領域の電磁波、さらには音波または超音波およびその他のチャージキャリアを生成する放射信号(以下「信号波」と略称する、本出願に従えば音波、光波、電磁波およびマイクロ波の信号波)の信号波の振幅と位相を検出して処理するプロセスであって、被変調信号源SQが信号波を生成し、伝導媒体または物体により信号波がその経路上で、または少なくとも一つの物体上での反射および散乱により、変更され、受信装置EMにより受信され、信号波の変調に関係する変調信号15で復調され、該被変調信号波の振幅および該信号波と該変調信号15の変調位相の位相関係が測定および評価されるプロセスにおいて、 引き続く増幅、電気-電気混合および相関により、該高周波数信号波が対応する電流に転換された後に、該被変調信号波の復調が慣例によって行われるのではなく、 むしろ該入射信号波が適宜のミキサーデバイス(MIX)により直接復調され、該被変調信号波のキャリアではなく、情報を担持する被復調信号のみが処理され、 このミキサーデバイスは信号波のエネルギー、またはその波動エネルギー粒子、またはこれらの波動エネルギー粒子を直接表現する粒子を、例えば量子-光学的転換により、該光学信号波の復調のための入射フォトンを現す、励起光電子またはホールにフォトンを転換する、上流コンバータ(UMW)による転換によって、波動エネルギー発振器または電荷発振器を有するプッシュ-プル発振プロセスにおいて、望ましくはディジタル変調信号に適合した周期で、少なくとも二つの検出/読み出し出力に混合積として分配し、それらを検出・読み出しユニット(AUSL)に供給するものであり、 フォトンの関連するチャージキャリアへの転換に際してこの発振プロセスは、新規な電荷発振器によってフォトチャージ発振器を動作させるための既知の変調フォトゲートの使用による不利な点を完全に避け、 これらの少なくとも二つの出力信号Sa,Sbは、下流の評価ユニット(AUSW)において、これらの出力信号の微分と和に関して本出願に従って評価されおよびさらに処理され、 該受信装置の信号源エネルギーの一部は、既知のチャンネルを経由して基準信号として直接供給され、かつ これらの信号波は、信号源、変調装置および検出・読み出し装置の物理的設計に対応して、望ましくは光信号波、音響信号波、マイクロ波またはX線として生成されるものである、方法。
IPC (1件):
H03D1/00
FI (1件):
H03D1/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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