特許
J-GLOBAL ID:200903080770154765

ワイヤハーネス用クランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡 賢美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-100587
公開番号(公開出願番号):特開平8-275348
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 ワイヤハーネス10へ巻き着ける巻着バンド2を、バンド挿通係止孔5を設けた基部3に伸設し、バンド挿通係止孔5内の片持梁状の弾性係止片6に、巻着バンド2を係止させる巻着バンド型のワイヤハーネス用クランプ1において、ワイヤハーネス10へ巻着緊締して取り付けたクランプ1の外しを容易にして、外し作業性の向上を図ると共に、クランプ1のリサイクル使用を可能にする。【構成】 巻着バンド2の前半部分のバンド幅中央に、バンド長手方向に連続するツール用スリット孔8を設けると共に、バンド挿通係止孔5の上壁16にツール挿入口7を貫設し、ツール挿入口7は挿通姿勢の巻着バンド2のツール用スリット孔8の真上にして、弾性係止片6のスパン中間の上方に位置し、ツール挿入口7から係止解離用ツール18を入れて、ツール用スリット孔8を通して弾性係止片6に当てて下方に押し下げ、その弾性係止片6の下方撓によって巻着バンド2の係止をルーズにし、バンド挿通係止孔5から抜き取る構造が特徴である。
請求項(抜粋):
ワイヤハーネスに巻き着ける巻着バンドを、バンド挿通係止孔を有する基部に伸設すると共に、前記バンド挿通係止孔内に、前記巻着バンドを係止する片持梁状の弾性係止片を備えたワイヤハーネス用クランプにおいて、前記弾性係止片の自由端またはスパン中間に、前記巻着バンドが前記バンド挿通係止孔から抜き取り可能状態に達するまで、前記バンド挿通係止孔内に露出状態を維持する係止解離用押え部を設けると共に、前記バンド挿通係止孔の壁部に貫設され、かつ、前記係止解離用押え部の上方に位置する係止解離用のツール挿入口を設けた、前記巻着バンドの係止解離機構を備えた構造を特徴とするワイヤハーネス用クランプ。

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