特許
J-GLOBAL ID:200903080773368715

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-281297
公開番号(公開出願番号):特開平9-126176
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】吐出圧を一定に制御する容積形回転式圧縮機において、微小な圧力変化にも応答すると系が不安定になる。特にデジタル制御では量子化誤差により不安定な圧力変動と、それに伴う回転速度変動が発生しやすい。【解決手段】目標圧力と吐出圧力の差を入力とする比例要素に不感帯を設け、微小な残差は無視する制御アルゴリズムを持たせる。
請求項(抜粋):
スクリュー式あるいはスクロール式に代表される容積形回転式圧縮機である圧縮機本体とその駆動手段と変速手段を備え、前記変速手段へ回転速度を指示する機能を有する制御手段、並びに前記圧縮機本体から吐出した被圧縮気体の吐出圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記圧力検出手段は前記制御手段に圧力情報を伝達する機能を備えた圧縮機において、前記制御手段は与えられた目標圧力と前記圧力検出手段から受けた吐出圧力を比較し、必要に応じて吐出圧力の経過記録や現時点での回転速度を参照し、吐出圧力を目標圧力に近付けるべく新規の回転速度を決定し、その値を前記変速手段へ指示し、前記変速手段により圧縮機本体の回転速度が前記決定値へ導かれ、単位時間当たりの被圧縮気体の吐出量を可変する、以上の一連の動作が継続することにより、吐出圧力を前記目標圧力を含む限られた範囲である許容圧力範囲の中に保つ機能を持ちながら、前記許容圧力範囲内に、より狭い範囲に限られ前記目標圧力を含む不感帯が設定され、吐出圧力が前記不感帯の中にある場合には、吐出圧力が前記目標圧力に一致せずとも回転速度を現状維持する判断基準が、前記制御手段に具備されていることを特徴とする可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04C 29/10 311 ,  F04C 18/16
FI (2件):
F04C 29/10 311 C ,  F04C 18/16 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭55-164792
  • 特開昭60-184994
  • 特開昭55-164792
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