連通多孔体の形成方法

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-371916
公開番号（公開出願番号）：特開2001-181436
出願日： 1999年12月27日
公開日（公表日）： 2001年07月03日
要約：

【要約】【課題】既存の多孔体製造方法において、孔径の制御が困難、最終的に焼成工程を要するため、多孔体製造に費やすエネルギーが大きい、揮発性有機化合物の発生がある、高温溶融物の取り扱いにおいて危険が伴う、μmオーダー以下の細孔を有する多孔体の製造のため、微孔形成材を予めμmオーダー以下に調整する必要がある等の種々の問題があり、簡便に多孔体を製造することが難しかった。【解決手段】無溶剤熱硬化型樹脂とその硬化剤、および相溶する水溶性のポリアルキレンオキサイド、ポリアルキレングリコール類を混合して硬化させ、温水にて溶出させるという簡便な方法により、10μm以下〜nm単位の比較的小さな細孔の複合した連通多孔体を形成することが可能となる。

請求項（抜粋）：

無溶剤熱硬化型樹脂(A)と、該無溶剤熱硬化型樹脂と相溶するポリアルキレンオキサイド、ポリアルキレングリコール、またはそれらの誘導体の何れかから選択される1種以上である(B)、及び該熱硬化型樹脂の硬化剤、または硬化触媒(C)を含有し、(A)、(B)、(C)が、重量比にて(A)+(C):(B)=1:0.1〜5となるように配合された全原料を均一に混合し、硬化させた成形物から、(B)成分を水にて溶出させることを特徴とする連通多孔体の形成方法。

IPC (6件)：

C08J 9/26 102 , C08J 9/26 CFC , C08G 18/40 , C08K 5/04 , C08L 63/00 , C08L 75/04

FI (6件)：

C08J 9/26 102 , C08J 9/26 CFC , C08G 18/40 , C08K 5/04 , C08L 63/00 C , C08L 75/04

Fターム (73件)：

4F074AA64 , 4F074AA90 , 4F074AD04 , 4F074AD10 , 4F074AD13 , 4F074BB01 , 4F074CB31 , 4F074CB34 , 4F074CC29Y , 4F074DA32 , 4F074DA33 , 4F074DA57 , 4F074DA59 , 4J002CD011 , 4J002CD013 , 4J002CD051 , 4J002CD061 , 4J002CD081 , 4J002CD131 , 4J002CD202 , 4J002CH022 , 4J002CH052 , 4J002CK031 , 4J002CK041 , 4J002CL002 , 4J002CP031 , 4J002CP081 , 4J002CP141 , 4J002DD016 , 4J002DF036 , 4J002DG046 , 4J002DH046 , 4J002EC076 , 4J002EF036 , 4J002EF076 , 4J002EF126 , 4J002EL136 , 4J002EN036 , 4J002EN046 , 4J002EN066 , 4J002EN076 , 4J002EN106 , 4J002ET006 , 4J002EU136 , 4J002EV226 , 4J002EZ046 , 4J002FD142 , 4J002FD146 , 4J034BA03 , 4J034DA01 , 4J034DB03 , 4J034DB04 , 4J034DC02 , 4J034DC50 , 4J034DF01 , 4J034DG01 , 4J034DG02 , 4J034DG14 , 4J034DP18 , 4J034HA01 , 4J034HA02 , 4J034HA06 , 4J034HA07 , 4J034HC03 , 4J034HC12 , 4J034HC71 , 4J034JA01 , 4J034MA24 , 4J034NA09 , 4J034QB13 , 4J034QC01 , 4J034RA17 , 4J034RA19

引用特許：

出願人引用 (2件)

ミクロ多孔体及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-275318 出願人：株式会社イノアックコーポレーション, 株式会社イノアック技術研究所
特開昭51-147562

審査官引用 (2件)

ミクロ多孔体及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-275318 出願人：株式会社イノアックコーポレーション, 株式会社イノアック技術研究所
特開昭51-147562

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