特許
J-GLOBAL ID:200903080777455540

歯車装置の歯車軸支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-045776
公開番号(公開出願番号):特開2001-235011
出願日: 2000年02月23日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 歯車箱に対する歯車軸の支持剛性を低下させることなく、歯車軸から歯車箱への固体振動伝播を減衰可能にして歯車箱からの騒音を軽減する。【解決手段】 歯車11の軸12を軸受14により歯車箱13に回転自在に支持する。歯車箱13の軸受支持部13a に歯車軸12の軸線方向外方へ突出するよう円筒部15を一体成形し、その外周15a に順次低剛性体16および質量体17を嵌着し、これらで構成される動吸振器18を円筒部15の外側全周に亘って設ける。歯車11の噛み合いによる起振力が軸12、軸受14、および歯車箱13に順次固体伝播して発生する振動を発生しようとしても、動吸振器18がダイナッミックダンパー機能により当該振動を吸収して騒音を軽減し得る。なお動吸振器18が歯車箱13の円筒部15に取り付けられているため、軸12から歯車箱13への振動を所定通りに減衰させ得るよう低剛性体16を低剛性材料で造っても、軸12の支持剛性が低下せず、歯車11の噛み合い性能を悪化させることがない。
請求項(抜粋):
噛合状態の歯車と共に回転する歯車軸を軸受を介して歯車箱に支持した歯車装置において、前記歯車箱の軸受支持部に歯車軸の軸線方向へ延伸する筒部を設定し、該筒部の外周の少なくとも一部に低剛性体を介し質量体を設置してこれら低剛性体および質量体よりなる動吸振器を設けたことを特徴とする歯車装置の歯車軸支持構造。
IPC (4件):
F16H 57/02 521 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/12 ,  F16H 1/00
FI (4件):
F16H 57/02 521 A ,  F16F 15/02 C ,  F16H 1/00 ,  F16F 15/12 S
Fターム (14件):
3J009DA11 ,  3J009EA11 ,  3J009EB21 ,  3J009EB24 ,  3J009EC06 ,  3J009EC10 ,  3J048AA06 ,  3J048AD07 ,  3J048BF01 ,  3J048DA10 ,  3J048EA07 ,  3J063AB01 ,  3J063BA09 ,  3J063XB07

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