特許
J-GLOBAL ID:200903080780258305

エアゾール式液体噴出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064627
公開番号(公開出願番号):特開平11-244745
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 エアゾール式液体噴出容器の金属製エアゾール缶に対して、該缶に対して付設する合成樹脂製の押下げヘッド、キャップ、該キャップをエアゾール缶に嵌合するために設けた環状部材等の分別廃棄が容易であるよう設けた。【解決手段】 エアゾール缶1上端から起立する環状突部3外面へ、環状部材11の周壁12を嵌合させ、該周壁上端の内向きフランジからキャップ嵌合筒15を起立し、該キャップ嵌合筒にキャップ周壁下端を着脱自在に嵌合させ、又エアゾール缶頂壁中央部からステム6を起立し、該ステムにノズル付き押下げヘッドを嵌着させたエアゾール式液体噴出器において、キャップ嵌合筒15の下部内面に下部小径の第1テーパ状部31を付形すると共に、キャップ嵌合筒中間よりも下方の環状部材部分に割溝33を穿設し、又キャップ嵌合筒15内面へ、第2テーパ状部42を筒部下端に有する筒部材41を、キャップ嵌合筒上方まで筒部43を起立させて嵌合させた。
請求項(抜粋):
周壁2上端部から、該周壁上端部よりも大外径の環状突部3を、頂壁外周部を共に巻締めし、かつ起立させて、該環状突部の下外面と周壁上端部外面との間に凹溝4を周設し、かつ頂壁中央部を貫設させて液体噴出用ステム6を上方付勢状態で起立し、該ステム上端にノズル付き押下げヘッド7を嵌合させた金属製のエアゾール缶1と、 上記環状突部3外面へ嵌合させた周壁12下端内面に、凹溝4内へ嵌合する係合突条13を周設すると共に、周壁上端に付設した内向きフランジ14を環状突部3上面へ載置し、該内向きフランジ内周部からキャップ嵌合筒15を起立する、弾性を有する合成樹脂製の環状部材11と、上記押下げヘッド7を内部へ遊挿させてキャップ嵌合筒15外面へ、周壁12下端部を着脱自在に嵌合させた合成樹脂製のキャップ21とからなる、エアゾール式液体噴出容器において、上記キャップ嵌合筒15の下部内面へ下部小内径の第1テーパ状部31を付形すると共に、キャップ嵌合筒15の上下方向中間よりも下方の環状部材部分に複数の割溝33を下端面を開溝させて縦設しておき、又キャップ嵌合筒15内面へ、上記第1テーパ状部31と同形状の第2テーパ状部42を筒部43下端から垂下する合成樹脂製の押下げ用筒部材41を、筒部43上部をキャップ嵌合筒15上方へ起立させて、かつ第2テーパ状部42を第1テーパ状部の内壁面へ接して嵌合させ、更に、環状部材11に対する筒部材41の強制押下げが可能に、筒部材41下端面とエアゾール缶頂壁上面との間に、筒部材下降用間隙を設けたことを特徴とするエアゾール式液体噴出容器。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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