特許
J-GLOBAL ID:200903080785376438

5-フルオロウラシル残基を有する重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128197
公開番号(公開出願番号):特開平6-247941
出願日: 1986年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 吸収性(水溶性)が高く、毒性の低い5-フルオロウラシル系の徐放性抗ガン剤をていきょうする。【構成】まず、下記の式(1)で示される5-フルオロウラシルの重合性誘導体を製造し、これを一般式(3)(式中、RはHまたはCH3、Xは水溶性基または水溶性分子の残基である)で示される水溶性基または親水性を有する重合性単量体とを共重合させることにより、一般式(2)(式中、RはHまたはCH3、Xは水溶性基または水溶性分子の残基であり、Yは0.004ないし0.5である)で示される、平均分子量が1×104ないし1×106である5-フルオロウラシル残基および水溶性基を有する重合体(2)を得る。重合体(2)の構造は一般式(2)に示す通りであるが、単量体単位の結合方向は必ずしも一般式(2)に記載された方向には限定されず、且つ、各単量体単位の重合の仕方はブロックであってもランダムであってもかまわない。【化1】
請求項(抜粋):
下記の式(1)で示される5-フルオロウラシル残基を有する重合性単量体と、一般式(3)(式中、RはHまたはCH3、Xは水溶性基または水溶性分子の残基である)で示される単量体との共重合体であって、一般式(2)(式中、RはHまたはCH3、Xは水溶性基または水溶性分子の残基であり、Yは0.004ないし0.5である)で示され、平均分子量が1×104ないし1×106である5-フルオロウラシル残基を有する重合体。【化1】【化2】【化3】
IPC (6件):
C07D239/553 ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/695 ADU ,  A61K 31/785 ,  C07F 7/10 ,  C08F 30/08 MNU

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