特許
J-GLOBAL ID:200903080787534030

マルチビットデルタシグマAD変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-265935
公開番号(公開出願番号):特開2002-076902
出願日: 2000年09月01日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】レスリーが開示したマルチビットAD変換器では1ビット帰還を行うため、積分器の出力振幅が大きくなってしまい、アナログ積分器で、ある低数倍に減衰させる必要がある。さらに、除去されるデジタル量子化雑音は漏洩し、この雑音は量子化器で混入する量子化雑音よりも非常に大きいので著しくSN比が劣化する。【解決手段】本発明のAD変換器は、nビット量子化器と最上位ビット抽出器を備え、該抽出器の出力信号を受け該出力信号と所定時間前に出力された同出力信号に所定の係数を乗じた値との和を出力するデジタル演算手段を備えるので、信号帯域内の量子化雑音を小さくし、低オーバサンプル比で高い変換精度を実現できる。
請求項(抜粋):
アナログ入力信号とアナログ帰還信号との差を出力するアナログ加算手段と、該アナログ加算手段の出力信号を積分するアナログ積分手段と、該アナログ積分手段の出力を所定の係数で乗算するアナログ乗算手段と、該アナログ乗算手段の出力信号を多ビットで量子化して出力するマルチビット量子化手段と、該マルチビット量子化手段の出力するデジタル出力信号をアナログ信号に変換して次のサンプリング時間における前記アナログ帰還信号として出力するDA変換手段とを備えるマルチビットデルタシグマAD変換器であって、マルチビット量子化手段の出力信号を受け、該出力信号と所定時間前に出力された同出力信号に所定の係数を乗じた値との和を出力するデジタル演算手段を備え、該デジタル演算手段の出力値から所定の量子化雑音を微分した値を減じた値を出力することを特徴とするマルチビットデルタシグマAD変換器。
IPC (2件):
H03M 3/02 ,  H03M 1/08
FI (2件):
H03M 3/02 ,  H03M 1/08 A
Fターム (20件):
5J022AA04 ,  5J022AB01 ,  5J022BA02 ,  5J022CA07 ,  5J022CB04 ,  5J022CB06 ,  5J022CC03 ,  5J022CD05 ,  5J064AA01 ,  5J064BA03 ,  5J064BA06 ,  5J064BB02 ,  5J064BC03 ,  5J064BC06 ,  5J064BC07 ,  5J064BC08 ,  5J064BC09 ,  5J064BC10 ,  5J064BC16 ,  5J064BD01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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