特許
J-GLOBAL ID:200903080811856265

粉体付着力測定装置および遠心分離式付着力測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041286
公開番号(公開出願番号):特開平10-267772
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 帯電等により付着力が大きくなった粉体の付着力を測定し、受け基板の付着面が鉛直上方を向くようにして測定セルを保持部材から取り出させる粉体付着力測定装置および遠心分離式付着力測定方法を提供する。【解決手段】 遠心分離装置5が棒状部7aと前記棒状部に設けられ測定セルを保持するセル保持部7bとを有する保持部材7を備え、遠心分離装置5のロータ6が自身の回転中心軸9に対して垂直な断面で穴形状であり前記保持部材を嵌合可能に支持する試料設置部8を有し、前記保持部材7のセル保持部7bは、受け基板3の付着面に垂直な方向で取り出すことができるように測定セルを保持する凹部と、外部に向けて開口する一方の開口端および前記凹部に保持された測定セルの一部と接する他方の開口端を備えた中空部とを有する。
請求項(抜粋):
粉体を付着させた試料面を有する試料基板と、前記試料基板から分離した粉体を付着させる付着面を有する受け基板と、前記試料基板の試料面と前記受け基板の付着面の間に設けられたスペーサと、から構成される測定セルと、前記測定セルを回転させるロータを有する遠心分離装置と、を備え、前記粉体の粒径と、前記粉体の比重と、から前記粉体の重量を求め、前記粉体の重量と、前記遠心分離装置のロータの回転数と、から前記粉体の前記試料基板の試料面への付着力を求める粉体付着力測定装置において、前記遠心分離装置が、棒状部と前記棒状部に設けられ前記測定セルを保持するセル保持部とを有する保持部材を備え、前記遠心分離装置のロータが、自身の回転中心軸に対して垂直な断面で穴形状であり、前記保持部材を嵌合可能に支持する試料設置部を有し、前記保持部材の前記セル保持部により前記測定セルを保持し、前記保持部材を前記試料設置部に嵌合させ、前記試料基板の試料面の垂線と前記受け基板の付着面の垂線がともに前記遠心分離装置のロータの回転中心軸に対して垂直となり前記試料基板の試料面が前記受け基板の付着面と前記遠心分離装置のロータの回転中心軸との間に位置するように前記保持部材を前記遠心分離装置のロータ内に設置することを特徴とする粉体付着力測定装置。
IPC (3件):
G01L 5/00 ,  G01N 3/00 ,  G03G 9/08
FI (3件):
G01L 5/00 Z ,  G01N 3/00 L ,  G03G 9/08

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