特許

J-GLOBAL ID：200903080831861125

エスカレータ装置の大規模工事方法

発明者： 諸橋 宏志 ,  吉田 照男
出願人/特許権者： 株式会社日立ビルシステムサービス
代理人 (1件)： 武 顕次郎 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-292994
公開番号（公開出願番号）：特開平8-151182
出願日： 1994年11月28日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】 エスカレータの撤去や新設、改修等の作業が効率良く行え、且つ作業現場を外部から遮蔽しても動線が確保できて作業性も損なわず、しかも利用客の便宜を図りつつ作業が行える、エスカレータ装置の大規模工事方法を提供する。【構成】 エスカレータ4〜6の工事を行う際に、隣接する乗降口どうしを外部から遮蔽する乗り継ぎ乗降口仕切り部材12と、最下階および最上階の乗降口を外部から遮蔽する単独乗降口仕切り部材13と、階床間で交差するエスカレータどうしを上下方向に間仕切りする中央仕切り部材14とを設置て、連続する作業空間を形成し、工事中に他のエスカレータ1〜3の運転を可能にしておく。

請求項（抜粋）：

乗り継ぎ個所で乗降口どうしを隣接させつつ複数階床にわたってエスカレータを連続させてなるエスカレータ群を二組備え、且つ一方のエスカレータ群のエスカレータと他方のエスカレータ群のエスカレータとが階床間で交差するように配置されているエスカレータ装置に対し、撤去や新設、改修等の大規模工事を行う際に、いずれか一方のエスカレータ群の互いに隣接する乗降口どうしを周囲から間仕切りする乗り継ぎ乗降口仕切り部材と、このエスカレータ群の最下階および最上階の乗降口を周囲から間仕切りする単独乗降口仕切り部材と、互いに交差する一方のエスカレータ群のエスカレータと他方のエスカレータ群のエスカレータとの間を上下方向に間仕切りする中央仕切り部材とを、該当する各階床とその天井との間に設置し、これら乗降口仕切り部材を設けたエスカレータ群の工事を行っている間に他方のエスカレータ群を運転可能な状態にしておくことを特徴とするエスカレータ装置の大規模工事方法。