特許
J-GLOBAL ID:200903080837127245

サーマルインクジェットプリントヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-095872
公開番号(公開出願番号):特開平10-034931
出願日: 1997年04月14日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 サーマルインクジェットプリンタ用プリントヘッドのイジェクタ中のヒータが発生する熱が、効率よく液体インクの気化に用いられるようにする。【解決手段】 液体インクを気化するヒータ14は未ドープシリコン基板上にポリシリコン層として形成される。ヒータ14と基板の間には、インジウム、鉛、リン、アンチモン、ボロンまたは砒素のいずれかでドーピングされた二酸化シリコンまたは窒化シリコンのどちらかを含む断熱層24が設けられる。ドーパントは断熱層24の格子を破壊して層の熱導電率を下げる。ヒータ14で発生した熱は、断熱層24により基板への拡散が抑えられ、液体インクを効率よく加熱する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのイジェクタを備えるサーマルインクジェットプリントヘッドであって、前記イジェクタは、前記プリントヘッド内部の液体インクに熱を伝達するよう構成された主表面を規定する加熱手段と、前記加熱手段に隣接し、前記加熱手段の主表面の反対側に配置され、結晶格子を破壊するドーパントでドーピングされた二酸化シリコンおよび窒化シリコンからなるグループから選択される材料を含む断熱層と、を含み、前記ドーパントはインジウム、鉛、リン、アンチモン、ボロンおよび砒素からなるグループから選択される、プリントヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 103 H

前のページに戻る