特許
J-GLOBAL ID:200903080838752950

形状記憶合金からなる駆動部材を有する駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288212
公開番号(公開出願番号):特開平8-226376
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータの操作に必要な力をもたらすことができ、しかも高いサイクル数の場合でも2方向性の運動を再現することが可能な形状記憶合金からなる駆動装置を提供する。【解決手段】 形状記憶合金からなる駆動部材8は、ばねの力に抗して軸2を中心に回転可能なレバー1に作用して、駆動部材の形状変化がアクチュエータ9の運動に伝達される。駆動部材はワイヤ7の複数回巻きの巻線8から構成される。各一巻きは次のように、すなわち、レバーが巻線の一巻きの形状変化によって軸2を中心に回転し、かつ駆動部材によってレバーに作用する引張り力がレバーに力学的に平行に作用する巻線の各一巻きの個々の力によってもたらされるように、係止部6とレバー1間に配置される。ワイヤの直径は、オーステナイト状態の形状記憶合金の結晶粒子の平均直径にほぼ等しい大きさに設定される。
請求項(抜粋):
アクチュエータ(9)において可逆運動を行わせるための一方向性を有する形状記憶合金からなる駆動部材を有する駆動装置において、前記駆動部材は、復帰部材の力に抗して軸(2)を中心に回動可能なレバー(1)に作用し、その場合レバー(1)は駆動部材の形状変化をアクチュエータ(9)の運動に伝達する結合部材として用いられ、前記駆動部材は、ワイヤ(7)の複数回巻きの巻線(8)であって、各一巻きは次のように、すなわちレバー(1)が一巻きの形状変化によって軸(2)を中心に回動することができ、かつ駆動部材によってレバー(1)に作用する引張り力が力学的に平行にレバー(1)に作用する巻線(8)の各一巻きの個々の力から発生するように、力学的に平行に係止部(6)とレバー(1)間に配置され取り付けられることを特徴とする形状記憶合金からなる駆動部材を有する駆動装置。
IPC (3件):
F03G 7/06 ,  B25J 19/00 ,  F16K 31/44
FI (3件):
F03G 7/06 D ,  B25J 19/00 B ,  F16K 31/44 F

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