特許
J-GLOBAL ID:200903080841684345
共軸双ロータ形ヘリコプタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-247657
公開番号(公開出願番号):特開2000-072095
出願日: 1998年09月02日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 共軸双ロータ形の小型ヘリコプタに適した構造が簡単でコンパクトな操縦機構を提案すること。【解決手段】 一人乗りヘリコプタ1では、上下ロータ5、6に駆動力を伝達する駆動力伝達機構10が、共通キャリア104を備えた第1および第2の遊星歯車機構100、200により構成され、共通キャリア104がモータ301により回転すると、双方の遊星歯車機構に差動運動が発生し、これにより、各ロータの速度が異なるので、ヨーコントロールを実現できる。また、ロータを支持している垂直シャフト41の下端には吊り下げ式の前後、左右揺動機構400、500が取り付けられ、スティック8を前後左右に操作すると、垂直シャフト41を前後左右に倒すことができる。スティックへの操作力を解除すると重力の作用により、垂直シャフト41は元の垂直な状態に自動的に復帰する。
請求項(抜粋):
共通の回転中心軸線の回りに逆方向に回転する上ロータおよび下ロータを備えた共軸双ロータ形ヘリコプタにおいて、機体フレームと、前記上下のロータを回転自在に支持している垂直シャフトと、この垂直シャフトを重心方向に対して前後左右に傾斜させることにより前記上下ロータのブレード先端回転面を傾斜させる操縦機構とを有し、前記操縦機構は、前記垂直シャフトの中心軸線上の点を揺動中心点として、前後あるいは左右に揺動自在の状態で、前記垂直シャフトの下端部分から吊り下げられている第1の揺動片と、前記揺動中心点を中心として、前記第1の揺動片の揺動方向とは直交する方向に揺動自在の状態で、前記第1の揺動片から吊り下げられていると共に、前記機体フレームの上端部分に連結されている第2の揺動片と、前記垂直シャフトを前後左右に揺動させる操縦用スティックとを備えていることを特徴とする共軸双ロータ形ヘリコプタ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特表昭59-501202
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特開昭54-077997
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