特許
J-GLOBAL ID:200903080848014442

音声合成における音韻エネルギ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334420
公開番号(公開出願番号):特開平9-179577
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 音質の劣化を防止するようにした。【解決手段】 基本周波数が決定された当該音韻は子音であるか、無いかがステップS4の判断部で判断されて、子音と判断された場合にはステップS5の子音エネルギ制御部に供給される。子音エネルギ制御部では子音エネルギ用テーブルTBのデータを利用して子音のエネルギが制御される。母音と判断されたなら、ステップS7の母音エネルギ制御部に供給される。この母音エネルギ制御部では母音が数量化I類方式により制御される。その後、子音と母音は前記ステップS6の音韻継続時間長制御部に入力され、ここで音韻継続時間長用数量化I類係数データベースDB3を用いて音韻継続時間長(音の長さ)が制御された後、ステップS8の波形編集部を経た後、音声合成されてステップS9の合成音声ファイルに入力される。
請求項(抜粋):
テキスト入力部からの文章を日本語処理部で音韻記号列に変換した後、その音韻記号列を音韻記号列処理部にて処理してから、基本周波数制御部に入力して音の高さを得た後、当該音韻は子音か母音かを判断し、子音のときには、子音エネルギ制御部に入力して子音エネルギ用テーブルからのデータを用いて子音の音の大きさを制御し、母音のときには、母音エネルギ制御部に入力して各音韻に対して基本周波数、句内位置、文内位置、前置音韻、当該音韻、後置音韻からなる数量化I類方式処理を行って母音の音の大きさを制御した後に、子音と母音を音韻継続時間長制御部に入力して音の長さを得てから波形編集をして合成音声を得るようにしたことを特徴とする音声合成における音韻エネルギ制御方法。
IPC (2件):
G10L 3/00 ,  G10L 5/04
FI (2件):
G10L 3/00 H ,  G10L 5/04 F

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