特許
J-GLOBAL ID:200903080848387869

光電走査装置及びこの走査装置に使用するヒンジ素子及びこの走査装置を有する光学式プレーヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-297079
公開番号(公開出願番号):特開平5-217188
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 金属細長ばねと熱塑性プラスチックにより構成した枠形状ヒンジ素子によって対物レンズ支持部を構成することにより、精度が高く構成簡単な光電走査装置を得る。【構成】 互いに直交する合焦及びトラッキング方向F、Tに移動自在のレンズ2と、磁石手段16a,18,20 を有する固定部分16と、コイル手段12,14a,14bを有してレンズを担持する可動部分6と、2個の枠形状ヒンジ素子22とを具え、ヒンジ素子22の各々は、2個のプラスチック固着部材27a,27b と、端部25aを固着部材に埋め込んだ2個の細長の金属支持部材25とを有し、一方の固着部材27bを前記固定部分に取り付け、他方の固着部材27aを可動部分6に取り付け、磁石及びコイル手段によりレンズ2をF及びT方向に駆動するようにした光電走査装置。
請求項(抜粋):
光軸を有してこの光軸に関連して走査すべき表面上に少なくとも1個の放射線スポットを形成するよう合焦方向に移動自在であり、かつ前記表面における記録トラックを追跡するよう前記合焦方向に交差するトラッキング方向に移動自在の可動レンズと、第1アクチュエータ手段を有する固定部分と、第2アクチュエータ手段を有する可動部分とを具え、前記可動部分は前記固定部分に対して移動自在にするとともに前記レンズを担持し、前記アクチュエータ手段は空隙を介して互いに電磁的に連係動作して前記レンズを駆動するようにし、前記可動部分を弾性変形可能な懸垂手段により前記固定部分に取り付けた光電走査装置において、前記懸垂手段には、互いに平行にかつ前記合焦方向及びトラッキング方向により規定される平面に交差する向きに延びる2個の枠形状ヒンジ素子を設け、前記ヒンジ素子の各々は、2個のプラスチック固着部材と、これら固着部材間に延びて端部を固着部材に埋め込んだ2個の細長の金属支持部材とを有し、一方の固着部材を前記固定部分に取り付け、他方の固着部材を前記可動部分に取り付けたことを特徴とする光電走査装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-128328
  • 特開平4-349224

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