特許
J-GLOBAL ID:200903080852043767

到来波測定方法および到来波測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武山 吉孝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-117073
公開番号(公開出願番号):特開2000-304839
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡単な構成で到来波の到来角等を高い精度で測定することができる到来波測定方法を提供する。【解決手段】 指向性アンテナを回転させ送信側から送信された連続波を受信し、指向性アンテナの受信信号電力を測定する。マルチパス伝搬路で遅延した到来波の受信信号電力の、ある測定地点の複数の測定位置における指向性アンテナの回転角毎の空間平均値を用い、測定を回転角の微少な区間毎に行い、到来波の到来角ごとの電力と、アンテナ利得と、ある回転角における指向性アンテナの受信信号電力の空間平均値との関係を、連立方程式で表すことができ、この連立方程式を解くことによって、到来波の到来角および電力を求めることができる。
請求項(抜粋):
指向性アンテナを回転させ、送信側から送信された連続波を受信し、前記指向性アンテナの受信信号電力を測定することにより、1または複数の到来波の少なくとも到来角θを測定する到来波測定方法であって、ある地点において複数の測定位置pkが設定され、該測定位置pkにおける前記指向性アンテナの回転角αに関し、測定区間がM個の微少区間に分割され、それぞれの微少区間のj番目に対応して割り当てられた回転角αj(j=1〜M)に対する前記指向性アンテナの受信信号電力y(pkj)を測定し、前記地点において測定された前記指向性アンテナの受信信号電力の空間平均値y(αj)として、複数の測定位置pkの少なくとも一部の測定位置における前記指向性アンテナの受信信号電力の平均値を計算し、前記到来角θに関し、前記到来角θの測定区間がM個の微少区間に分割され、それぞれの微少区間のi番目に対して割り当てられた到来角θi(i=1〜M)、および、前記回転角αjに対し、角度θijにおける前記指向性アンテナの利得をg(θij)として、第1の行列Yを、【数1】とし、第2の行列Gを、【数2】とし、前記到来角θiに対する到来波の電力をx(θi)とし、第3の行列Xを、【数3】として、GX=Yで表される方程式を、前記第3の行列Xについて解くことにより、前記1または複数の到来波の少なくとも前記到来角θを測定することを特徴とする到来波測定方法。
IPC (4件):
G01S 3/38 ,  G01R 29/00 ,  G01R 29/08 ,  H04B 17/00
FI (4件):
G01S 3/38 ,  G01R 29/00 C ,  G01R 29/08 B ,  H04B 17/00 C
Fターム (16件):
5K042AA06 ,  5K042BA12 ,  5K042BA13 ,  5K042CA02 ,  5K042CA11 ,  5K042CA12 ,  5K042CA17 ,  5K042CA23 ,  5K042DA01 ,  5K042DA19 ,  5K042FA11 ,  5K042FA15 ,  5K042FA29 ,  5K042GA12 ,  5K042JA02 ,  5K042LA11

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