特許
J-GLOBAL ID:200903080855810823
熱交換装置及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-508202
公開番号(公開出願番号):特表平11-510431
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】熱交換装置及び方法、詳しく言えば熱交換で一次改質を行い、一次改質ガスを部分燃焼させ(そして随意に二次改質し)、得られた部分燃焼ガスを一次改質のために必要とされる熱を供給するため熱交換媒体として使用する装置及び方法。この装置は、チューブシート(15、16、17)あるいはヘッダーパイプ(35)といった境界手段により熱交換帯域(13)から切り離されたプロセス流体入口帯域(11)と出口帯域(14)を含む。プロセス流体のための複数の熱交換チューブ(19)が境界手段のうちの一方(15、16)から熱交換帯域(13)を通り抜けて延びており、そして他方の境界手段(17)のところでこの他方の境界手段(17)に固定されたシールチューブ(26)と滑動するような関係にされる。シールチューブ(26)及びこれと組み合わされる熱交換チューブ(19)のうちの内側のものの内部に、断面積の縮小した絞り(31)を設けてこの絞りの下流に低圧領域(32)を形成し、この絞りの下流に断面積がこの絞り(31)のそれより大きい膨張領域(33)を形成し、そして当該内側のチューブの壁を貫いて上記低圧領域を当該内側のチューブの外部に連絡する一つ以上の通路(34)を形成する。通路(34)は、熱交換帯域からシールチューブ(26)と熱交換チューブ(19)との重なりあう領域とこの通路とを通り低圧領域への熱交換媒体のための漏れの流路を提供するよう、当該重なりあう領域内に位置する。
請求項(抜粋):
プロセス流体供給帯域と、熱交換帯域と、そしてプロセス流体取り出し帯域とを含む装置であって、第一及び第二の境界手段が上記の帯域をお互いどおし切り離しており、複数の熱交換チューブが当該境界手段のうちの一方に固定されそして熱交換帯域を通り抜けて延びていて、それによりプロセス流体はプロセス流体供給帯域から熱交換チューブを通ってプロセス流体取り出し帯域へ流れることができ、且つ各熱交換チューブごとに、シールチューブが当該境界手段のうちの他方へ固定されていて、各シールチューブは、各シールチューブがそれと組み合わされる熱交換チューブと滑動する関係となって熱交換チューブとシールチューブとが互いに重なる重なり領域を画定し、それにより熱交換チューブの熱膨張を当該重なり領域内で調整することができるように、それと組み合わされる熱交換チューブと実質的に同軸に配置されていて、当該熱交換チューブ及びそれと組み合わされるシールチューブのうちの内側のチューブが、断面積の減少した内部の絞りであって上記プロセス流体の流れ方向においてこの絞りの下流に低圧領域を作る内部の絞りと、この絞りの下流の断面積がこの絞りのそれより大きい膨張領域と、当該内側のチューブの壁を貫通して上記低圧領域を当該内側チューブの外部に連絡する通路であって、上記重なり領域内に位置し、それにより上記熱交換帯域から上記重なり領域を通り当該内側チューブ内の低圧領域への流体のための流動路を提供している一つ以上の通路とを備えている熱交換装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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