特許
J-GLOBAL ID:200903080856182141

スクロール型流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181590
公開番号(公開出願番号):特開平8-042470
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】簡単な構造で、かつ、簡単な加工で軸受ハウジングに形成するスラスト受面の径方向内側での潤滑不良を防止して、該スラスト受面の摩耗、焼き付けを確実に防止する。【構成】駆動軸4の軸受51をもち、駆動軸4の偏心軸部41を受入れて、可動スクロール2の旋回運動を可能にする旋回部53をもつ軸受ハウジング5に、可動スクロール2の背面を支持するスラスト受面52を設ける。このスラスト受面52の径方向ほぼ中央部に環状油溝54を設ける。軸受ハウジング5に、一端が駆動軸4の内部に設ける主給油通路42に連通し、他端が環状油溝54に開口する給油通路55を形成する。可動スクロール2の旋回半径をRorとしたとき、スラスト受面52における環状油溝54から径方向内方側の軸受長さLを、Ror ≦ L ≦ 3/2Ror を満足する長さに設定する。
請求項(抜粋):
駆動軸(4)の軸受(51)と、前記駆動軸(4)の偏心軸部(41)を受入れて、可動スクロール(2)の旋回運動を可能にする旋回部(53)とをもった軸受ハウジング(5)に、前記可動スクロール(2)の背面を支持するスラスト受面(52)を設け、このスラスト受面(52)の径方向ほぼ中央部に環状油溝(54)を設け、前記軸受ハウジング(5)に、一端が前記駆動軸(4)の内部に設ける主給油通路(42)に連通し、他端が前記環状油溝(54)に開口する給油通路(55)を形成したスクロール型流体機械において、前記可動スクロール(2)の旋回半径をRorとしたとき、前記スラスト受面(52)における前記環状油溝(54)から径方向内方側の軸受長さ(L)を、【数1】Ror ≦ L ≦ 3/2Rorを満足する長さに設定していることを特徴とするスクロール型流体機械。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/02 311

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