特許
J-GLOBAL ID:200903080858532158
締結駆動装置および回転式オイル吸入口
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289243
公開番号(公開出願番号):特開平9-105426
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 大型のアキュームレータに頼ることなく駆動室R1の油圧変動が抑制されて、クラッチを確実に安定して締結できる締結駆動装置を提供する。【解決手段】 油圧ピストン14を挟んだ駆動室R1と反対側に、潤滑用オイルを蓄積して油圧シリンダー13の遠心力による駆動室R1の圧力上昇を相殺する遠心液圧バランス室R2が設けてある。油圧ピストン14の移動過程の後半に、油圧シリンダー14の円筒部14Aが油路孔13Bを絞り込んで油路孔13Bを通じた遠心液圧バランス室R2の潤滑用オイルの排出を妨げ、遠心液圧バランス室R2の圧力を高めて油圧ピストン14を制動する。油圧ピストン14が摩擦板24、26へゆるやかに突き当たるから、駆動室R1に圧力変動が発生せず、アキュムレータが不要であるから油圧制御の構造が小型化される。
請求項(抜粋):
自動変速機の締結要素を締結させる駆動用オイルを供給される油圧シリンダーと、前記駆動用オイルに駆動されて油圧シリンダーに沿って移動して前記締結要素に圧力を発生させる油圧ピストンとを有する締結駆動装置において、前記油圧ピストンを挟んで前記駆動用オイルが供給される空間の反対側で前記油圧シリンダーに取り付けられ、封止されたオイル空間を前記油圧ピストンとの間に形成する封止壁部材と、前記油圧ピストンの移動に伴って前記オイル空間に収納されたオイルを排出させるとともに、移動の終段階で前記油圧ピストンの一部分によって開口面積を絞り込まれるオイル供給口とを設けたことを特徴とする締結駆動装置。
IPC (3件):
F16D 25/0638
, F16D 25/12
, F16N 31/00
FI (3件):
F16D 25/063 K
, F16D 25/12 B
, F16N 31/00 C
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