特許
J-GLOBAL ID:200903080861959049

磁気テープカセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009107
公開番号(公開出願番号):特開平11-213605
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】板ばねの下ハーフへの組み込みを容易化し、板ばねがスライダを傷つけるのを防ぐとともに、磁気テープのケースからのはみ出しを防止する。【解決手段】巻取ハブに巻回された磁気テープに沿って、下ハーフ12にハの字状に設けられたかべ状の部材12eによって三角形状に区切られた下ハーフ12の底面12fに立設したリブ24と、前記かべ状の部材12eとの間にハの字状の板ばね22を上から組み込み、上ハーフのリブ28によって板ばね22を上から支持するとともに、一方の面が磁気テープの背面側に面し、他方の面が板ばね22に当接する、スライダ14のかべ状のリブ26の一部に切欠き部26aを設ける。
請求項(抜粋):
磁気テープを巻回した一対の巻取ハブを収容し、前記一対の巻取ハブの間に張架された部分の磁気テープのみを露出するよう蓋合わせ状に結合された上ハーフ及び下ハーフと、前記下ハーフの前記磁気テープを露出する側の底面に垂直に、2つの割筒型のリブを連続して、前記巻取ハブに巻回された磁気テープに沿って、ハの字状に設けてなるかべ状の部材と、前記一対の巻取ハブの間に張架された部分の磁気テープの背面側に沿って、かべ状のリブを有し、該背面側の空間を覆う位置と開放する位置との間を摺動自在に、前記下ハーフの外側下面に装着されたスライダと、前記磁気テープの背面側の空間を覆う位置に、前記スライダを前記かべ状のリブにおいて付勢する、ハの字状の板ばねとを備えた磁気テープカセットであって、前記かべ状の部材によって三角形状に区切られた、前記磁気テープを露出する側の下ハーフの底面のほぼ中央部に、垂直に柱状のリブを設け、該柱状のリブと前記かべ状の部材との間に、前記ハの字状の板ばねを下ハーフの上から組み込めるようにしたことを特徴とする磁気テープカセット。

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