特許
J-GLOBAL ID:200903080866468930

ユーザ認証装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172559
公開番号(公開出願番号):特開平10-020883
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】本発明は、ユーザにより発音された音声を入力し、入力された音声に基づいてそのユーザがあらかじめ登録された正当なユーザであるか否かの認証を行なうユーザ認証装置に関し、ユーザ登録時にユーザに過大な負担を強いることなく、極めてバリエーションに富んだ単語(1つもしくは複数)をユーザに呈示して発音させる。【解決手段】ユーザの発音による音声を音素単位に分割し各音素の特徴量を抽出して記憶しておき、ユーザ認証時に、一方ではユーザに単語を呈示して発音させて第1の特徴量配列データを作成し、他方では、ユーザに呈示した単語の読みと記憶された特徴量とに基づいて第2の特徴量配列データを作成し、これら第1の特徴量配列データと第2の特徴量配列データとの間の距離を算出し、その算出された距離に基づいてユーザ認証を行なう。
請求項(抜粋):
ユーザにより発音された音声を入力し、入力された音声に基づいて該ユーザがあらかじめ登録されたユーザであるか否かの認証を行なうユーザ認証装置において、音声としての特徴量の抽出が可能な微小音響単位別の特徴量の各ユーザ別の集合からなる音素辞書を登録されたユーザ分記憶する音素辞書記憶部と、複数の単語と該単語の読みの集合からなる単語辞書を記憶する単語辞書記憶部と、単語の読みを、該読みに対応する微小音響単位の系列からなる音素ネットワークに変換するための音素変形規則を記憶する音素変形規則記憶部と、前記単語辞書から単語を選択する単語選択部と、前記単語選択部により選択された単語を、認証を受けようとするユーザに向けて呈示する単語呈示部と、前記音素変形規則を用いて、前記単語選択部により選択された単語の読みに対応する音素ネットワークを生成する音素ネットワーク生成部と、ユーザにより発音された音声を入力する音声入力部と、前記音声入力部により入力された音声が時系列的に分解されてなる複数の微小音響単位別の特徴量を抽出することにより複数の特徴量が配列されてなる第1の特徴量配列データを生成する特徴量抽出部と、前記音素辞書を用いて、前記音素ネットワーク生成部で生成された音素ネットワークを特徴量の配列に変換することにより第2の特徴量配列データを生成し、2つの特徴量配列データどうしの相違が定量化されてなる距離を、前記第1の特徴量配列データと前記第2の特徴量配列データとの相違について算出する距離算出部と、前記距離算出部により算出された距離に基づいて、前記音声入力部により入力された音声を発音したユーザが登録されたユーザであるか否かの認証を行ない該認証の結果を通知する認証結果通知部とを備えたことを特徴とするユーザ認証装置。
IPC (3件):
G10L 3/00 531 ,  G06F 3/16 320 ,  G06F 15/00 330
FI (3件):
G10L 3/00 531 L ,  G06F 3/16 320 G ,  G06F 15/00 330 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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