特許
J-GLOBAL ID:200903080868700423

制限プライマー伸長によるヌクレオチド配列変異の検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 徹男 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-500774
公開番号(公開出願番号):特表2003-534812
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】本発明は、例えば点突然変異および単一ヌクレオチド多形を含む、関心のある標的核酸における変異部位のヌクレオチドの素性を決定するための方法及びキットを提供する。これらの方法は、変異部位を潜在的に占めるヌクレオチドに相補的であるように選択される少なくとも1の標識伸長性ヌクレオチドおよび少なくとも1の標識非伸長性ヌクレオチドを含むヌクレオチド混合物の存在下でテンプレート依存性伸長反応を行うことを含む。伸長産生物に取り込まれる標識ヌクレオチドは変位部位のヌクレオチドに特徴的である。点突然変異および単一ヌクレオチド多形の分析におけるそれらの有用性に加えて、本発明の方法及びキットには、例えば父子鑑定論争、出生前試験、法医学的分析および病原体の検出を含む、特定のヌクレオチド配列情報に価値がある様々な他の用途における有用性がある。
請求項(抜粋):
標的核酸の変異部位を分析する方法であって、 (a)標的核酸、並びに少なくとも1の標識伸長性ヌクレオチドおよび少なくとも1の標識非伸長性ヌクレオチドを含むヌクレオチド混合物の存在下でプライマーを伸長させることを含み、各標識伸長性ヌクレオチドおよび標識非伸長性ヌクレオチドは標的核酸の異なる対立遺伝子形態に相補的であり、かつ任意に、差別的に標識されている、テンプレート依存性伸長反応を実施し、ここでプライマーは標的核酸のセグメントに、プライマーの3’末端が標的核酸の変異部位に隣接してハイブリダイズするようにハイブリダイズし、それにより、 標識伸長性ヌクレオチドが変異部位を占めるヌクレオチドに相補的である場合、プライマーは該標識伸長性ヌクレオチドを取り込むことによって伸長し、かつ変異部位の下流の1以上のヌクレオチドが混合物中のヌクレオチドの1つに相補的である場合にはさらに伸長することが可能であり、 標識非伸長性ヌクレオチドが変位部位を占めるヌクレオチドに相補的である場合、プライマーは該標識非伸長性ヌクレオチドを取り込むことによって伸長し;並びに (b)伸長したプライマーへの標識ヌクレオチドの取り込みを検出し、プライマーに取り込まれた標識ヌクレオチドの素性は変異部位のヌクレオチドの素性を示し、ここで取り込まれたヌクレオチドの素性は取り込まれたヌクレオチドが担持する標識および/または伸長したプライマーのサイズから決定する、ことを含む方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12Q 1/68 Z ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (16件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024HA11 ,  4B063QA01 ,  4B063QA17 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR42 ,  4B063QR62 ,  4B063QR66 ,  4B063QS16 ,  4B063QS25 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02

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