特許
J-GLOBAL ID:200903080870942167
認識対象物体の物体領域抽出装置および物体領域抽出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206722
公開番号(公開出願番号):特開平11-053547
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】物体表面の模様または形状的特徴に乏しい認識対象物体が屋外環境のような照明環境の変化が大きな環境下にある場合に、画像中からその認識対象物体の存在領域を抽出できるようにすること。【解決手段】参照辞書作成部1は認識対象物体の画像データ(DT)から当該物体の各位置における画像特徴量を抽出する。そして様々な照明環境下で得た画像から画像特徴量を抽出することにより画像特徴量の分布を作成し、これを照合用辞書データ(DT)として保持する。物体領域検出部2は認識対象物体を含む処理対象画像を所定サイズに切り出し、この切り出した部分画像とDTを照合して当該領域が認識対象物体に属する確率を計算すると共に確率が高い領域を物体領域として処理対象画像から抽出する。分布の情報を利用することで照明環境の変化を含んだDTとし、処理対象画像から切り出した部分画像とDTとを照合して当該領域が認識対象物体に属する確率を計算し、確率が高い領域を物体領域として抽出する。
請求項(抜粋):
種々の照明環境下で撮像して得た認識対象物を含む各2次元画像のデータから前記認識対象物の領域をそれぞれ抽出し、この抽出した認識対象物の領域の画像データ値から画像特徴量を抽出して前記認識対象物の各位置に対する画像特徴量の分布を作成することにより得られたこれら画像特徴量の分布を前記物体の辞書データとして記憶した参照辞書手段と、認識対象物を含む処理対象の2次元画像のデータから照合領域画像を切り出す手段と、この切り出した照合領域画像を前記辞書データにもとづいて照合処理を施すとともに、前記記憶した認識対象物である確率を求める手段と、当該領域が認識対象物体に属する確率が高い領域を物体領域として前記処理対象の2次元画像のデータから切り出す手段と、を具備することを特徴とする認識対象物体の物体領域抽出装置。
IPC (3件):
G06T 7/00
, G01B 11/00
, G06T 1/00
FI (3件):
G06F 15/70 460 A
, G01B 11/00 H
, G06F 15/62 380
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