特許
J-GLOBAL ID:200903080873123787

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282312
公開番号(公開出願番号):特開平11-117794
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 要求燃料噴射期間が短い場合に実際に燃料噴射弁が閉弁する時期が燃料噴射弁が閉弁すべき時期よりも遅れてしまうことを防止する。【解決手段】 内燃機関の燃料噴射制御装置は、ソレノイド25への大電流供給時に電流供給を終了する場合、小電流供給時に電流供給を終了する場合に比べ、電流供給終了時のソレノイド25の電磁吸引力が大きいため、通電終了時から実際に電磁式燃料噴射弁2が閉弁するまでの閉弁遅れ時間が長くなることを考慮し、従来の通電終了時にではなく、従来の通電終了時を要求燃料噴射期間補正値etdcだけ早めた通電終了時に電流供給を終了する。そのため、ソレノイド25に大電流が供給されている際に電流供給を終了する場合にも、実際に電磁式燃料噴射弁2が閉弁する時期が電磁式燃料噴射弁2が閉弁すべき時期よりも遅れてしまうことを防止することができる。
請求項(抜粋):
電流の供給により作動するアクチュエータによって開閉する弁体を備えた燃料噴射弁と、内燃機関の運転状況に応じて前記燃料噴射弁の開弁動作要求時と閉弁動作要求時とを算出する算出手段と、前記燃料噴射弁の開弁応答性を向上させるために前記開弁動作要求時に前記アクチュエータに対して大電流の供給を開始し、続いて、前記開弁動作要求時から所定時間経過後の供給電流切換時に前記アクチュエータへの供給電流を前記大電流から前記大電流よりも小さい小電流に切り換え、続いて、前記供給電流切換時から前記閉弁動作要求時までの間、前記アクチュエータに対して前記小電流を供給し、続いて、前記閉弁動作要求時に前記アクチュエータに対する電流供給を終了することができる電流供給手段とを具備する内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記開弁動作要求時から前記閉弁動作要求時までの時間が、前記開弁動作要求時から、前記アクチュエータへの供給電流の切換に伴って前記弁体に及ぼされる電磁吸引力が低下する吸引力低下時までの時間以下である場合に、前記算出手段によって算出された閉弁動作要求時を所定時間だけ早めるための閉弁動作要求時変更手段を具備することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/20 330 ,  F02M 51/06
FI (2件):
F02D 41/20 330 ,  F02M 51/06 M

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