特許
J-GLOBAL ID:200903080880805524

深絞り性の優れたほうろう用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-265266
公開番号(公開出願番号):特開平7-118755
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 ほうろう性、深絞り性の優れたほうろう用鋼板の製造方法、特に連続焼鈍で超急速加熱することでほうろう性、とりわけ一回がけほうろう性を向上せしめる製造方法を提供する。【構成】 C:0.005%以下、Mn:0.80%以下、S:0.010〜0.050%、Ti:0.030〜0.100%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を連続鋳造し、Ar3点以上の温度で熱延し、冷延し、焼鈍するに際し、500°C以上の温度域を150°C/秒以上の加熱速度で700〜890°Cまで加熱し、700〜890°Cの温度域での滞在時間を10秒以下とし、次いで5°C/秒以上の冷却速度で冷却することを特徴とする深絞り性の優れたほうろう用鋼板の製造方法。【効果】 低Sでもほうろう性が良好なので、Ti添加量が少なくて良く、加工性も向上し、併せて表面欠陥が減少し、歩留りが向上する。
請求項(抜粋):
C:0.005%以下、Mn:0.80%以下、S:0.010〜0.050%、Ti:0.030〜0.100%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を連続鋳造し、Ar3点温度以上で熱間圧延し、冷間圧延し、引き続いて焼鈍するに際し、焼鈍温度500°C以上の温度域を150°C/秒以上の加熱速度で700〜890°Cまで加熱し、700〜890°Cの温度域に10秒以下滞在させ、5°C/秒以上の冷却速度で冷却することを特徴とする深絞り性の優れたほうろう用鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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