特許

J-GLOBAL ID：200903080887355745

移動通路用手すり

発明者： 森 純一朗 ,  矢冨 功 ,  木田 俊雄 ,  安田 邦夫 ,  今井 一郎
出願人/特許権者： 昭和電線電纜株式会社 ,  株式会社東芝 ,  東芝エレベータプロダクツ株式会社
代理人 (1件)： 須山 佐一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-093311
公開番号（公開出願番号）：特開平10-045369
出願日： 1997年04月11日
公開日（公表日）： 1998年02月17日
要約：

【要約】【課題】 案内レールとの摩擦による帯電を防止する効果が高く、かつ走行滑り性が良好な移動通路用手すりを提供する。【解決手段】 本発明の移動通路用手すりにおいては、導電性線状体をたて糸または横糸として一定間隔ごとに配置して織成された表面帆布5と、複数枚のポリエステル帆布6とが、強度部材7を間に挟んで積層されている。そして、接着性ゴムにより圧着一体化されるとともに断面C字形に成形されて芯体4が形成され、その上に化粧ゴム層11が一体に設けられている。導電性線状体としては、ポリエステル糸8の外周にカーボン繊維9を巻き付けた導電性糸10、またはカーボン粉が配合された導電性ポリアミド樹脂を紐状に成形した導電紐12が使用される。

請求項（抜粋）：

強度部材を内蔵し、複数枚の帆布を断面がほぼC字形をなすように積層成形した芯体上に、化粧ゴム層を設けた移動通路用手すりにおいて、前記帆布のうちで少なくとも最も内側に位置する帆布が、織糸として導電性の糸を有することを特徴とする移動通路用手すり。