特許
J-GLOBAL ID:200903080889363770

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003411
公開番号(公開出願番号):特開平6-207548
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 コモンレール式ディーゼルエンジンにおいて、エンジン始動時に、可変吐出量高圧ポンプ自身の能力を最大限に発揮させ、無駄・無理なしに、より早くコモンレール圧を上昇させ、始動性を大幅に向上すること。【構成】 クランキング開始時には、第1の始動時制御として、高圧ポンプのプランジャ室を密閉・開放する電磁弁を、32.8msec毎に開閉制御する。そして、気筒判別が可能になってプランジャの上死点・下死点到達タイミングが判別できるようになったら、プランジャの下死点タイミングにて電磁弁を閉弁し、上死点タイミングにて電磁弁を開弁する制御を繰り返す。こうして、プランジャ下降中の全期間にわたって燃料油をプランジャ室へ吸入し、これをプランジャ上昇中の全期間にわたってコモンレールへ圧送することとなり、高圧ポンプの能力を最大限に発揮させつつ速やかにコモンレール圧を上昇させる。
請求項(抜粋):
プランジャ室に嵌合されたプランジャの移動に合わせて電磁弁を開閉することで、プランジャ室内の燃料を蓄圧室へ圧送する燃料圧送手段と、該電磁弁の動作タイミングを設定するための基準信号を出力する基準信号出力手段と、前記蓄圧室内の燃料圧力を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段による検出値を燃料噴射の目標圧力と比較し、前記蓄圧室の燃料圧力を該目標圧力とする様に、前記基準信号に基づいて電磁弁の動作タイミングを設定し、前記燃料圧送手段を駆動制御するフィードバック制御手段とを備え、前記蓄圧室に蓄えられた燃料にて燃料噴射をする内燃機関の燃料噴射装置において、内燃機関の始動時には、前記フィードバック制御手段によらず、前記基準信号出力手段による基準信号から判明するプランジャの上昇中にわたって電磁弁を閉弁し、同じく判明する下降中にわたって電磁弁を開弁する始動時制御によって、前記蓄圧室の燃料圧を急速に高める始動時制御手段を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (7件):
F02D 41/20 395 ,  F02D 41/04 395 ,  F02D 41/06 395 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/38 ,  F02M 47/00 ,  F02M 51/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭62-258160
  • 特開平4-334740
  • 特開平2-146256
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審査官引用 (17件)
  • 特開昭62-258160
  • 特開昭62-258160
  • 特開平4-122076
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