特許
J-GLOBAL ID:200903080891423259

車両用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200194
公開番号(公開出願番号):特開平11-046477
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 よりいっそう小型軽量化された車両用駆動装置を提供すること。【解決手段】 本発明の車両用駆動装置は、巻線をもつステータ1410と、巻線をもちエンジン出力軸と接続される第1ロータ1210と、第1ロータ1210とステータ1410の中間に配設され駆動輪と接続される中空円筒状の第2ロータとを有する。第1ロータ1210と第2ロータ1310との間に内周磁気回路が形成され、第2ロータ1310とステータ1410との間に外周磁気回路が形成されてトルクの授受が行われる。第1ロータ1210のロータ巻線1211は、ロータコア1212の継鉄部1212cに集中巻きで巻装されているので、第1ロータ1210は小型軽量に構成される。第1ロータ1210の直径が小さいので、第2ロータ1310およびステータ1410の直径も小さくなり、本発明の車両用駆動装置は極めて小型軽量である。
請求項(抜粋):
機枠に固定されており、中空円筒状に配設されたステータコアおよびステータ巻線を持つステータと、このステータと同軸にこの機枠に対して回転自在に軸支されており、所定の間隔を空けてこのステータに対向し、エンジン出力軸と接続されている第1ロータと、このステータと同軸にこの機枠に対して回転自在に軸支されており、外周界磁が貫通する外周面でこのステータに対向し、内周界磁が貫通する内周面でこの第1ロータに対向し、駆動輪の駆動軸と接続されている第2ロータと、を有する車両用駆動装置において、前記第1ロータは、前記エンジン出力軸と接続されている回転軸と、この回転軸と同軸に配設されリング状に形成されている継鉄部とこの継鉄部から遠心方向に突出している複数の外周歯部とを持つ積層電磁鋼板からなるロータコアと、互いに隣り合うこの外周歯部の間に形成されている外周スロットを通り、この継鉄部の周囲を巡ってこのロータコアに巻装されているロータ巻線と、を有し、前記第1ロータと前記第2ロータとの間に内周磁気回路が形成されてトルクの授受が行われ、この第2ロータと前記ステータとの間に外周磁気回路が形成されてトルクの授受が行われ、この第1ロータの回転方向とこの第2ロータの回転方向とは搭載車両の前進時に同一方向であることを特徴とする、車両用駆動装置。
IPC (5件):
H02K 49/08 ,  B60L 11/14 ,  H02K 16/00 ,  H02K 21/12 ,  H02K 7/18
FI (5件):
H02K 49/08 ,  B60L 11/14 ,  H02K 16/00 ,  H02K 21/12 M ,  H02K 7/18 B

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