特許
J-GLOBAL ID:200903080895559392

コンクリート構造物の機械打設方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-306004
公開番号(公開出願番号):特開平7-138909
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】機械打設装置の型枠部分の全体を交換することなく、部分的な交換や型枠部分を構成する部材を移動させることにより高さや幅、形状の異なるコンクリート構造物を打設できるようにし、工期の短縮、コスト低減を図る機械打設方法及び装置を提供する。【構成】従来公知の機械打設装置において、型枠部分11C、11D、11Fを移動機構17、18によって移動させ、あるいは着脱自在に設置することにより部分的に交換可能とする。
請求項(抜粋):
成型型枠部を有する機械打設装置を移動可能な車両に設置し、該成型型枠部が車両進行方向の順に門型の先導型枠部と、導入型枠部と、成型型枠部と、コテ仕上型枠部となっており、導入型枠部にコンベヤよって生コンクリートを連続して送り込み、前記車両を走行させることによって成型型枠部、コテ仕上型枠部によってコンクリート構造物を連続的に成型するようにした機械打設方法において、導入型枠部が箱状となっており、該導入型枠部の下方に左右に分離した幅規制部材が着脱自在に設けられ、該導入型枠部の前側及び後側の面にスリットが形成され、先導型枠部が対向する2枚の板体からなっており、該先導型枠部の上部開放部分と前記導入型枠部の前側の面に形成されたスリットを覆うL型の第1の天端型枠部が設けられ、成型型枠部及びコテ仕上型枠部が着脱自在に設けられた対向する2枚の板体からなっており、該成型型枠部及びコテ仕上型枠部の上部開放部分と前記導入型枠部の後側の面に形成されたスリットを覆うL型の第2の天端型枠部が着脱自在に設けられ、前記成型型枠部、コテ仕上型枠部を構成する板体の一方あるいは両方を第1の移動機構によって幅方向に移動可能に設け、前記天端型枠部を第2の移動機構によって上下方向に移動可能に設け、成型されるコンクリート構造物の幅を変更するときには前記第1の移動機構を操作して前記成型型枠部、コテ仕上型枠部を構成する板体の一方あるいは両方を幅方向に移動し、更に天端型枠部を幅広のものと交換し、成型されるコンクリート構造物の高さを変更するときには前記第2の移動機構を操作して第2の天端部を上下方向に移動し、成型されるコンクリート構造物の側面形状を変更するときには前記成型型枠部、コテ仕上型枠部を構成する板体の一方あるいは両方を交換し、もって機械打設装置全体を交換することなく多種類のコンクリート構造物を連続的に打設することを特徴とするコンクリート構造物の機械打設方法。
IPC (2件):
E01C 19/52 ,  E04G 21/02 103

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