特許
J-GLOBAL ID:200903080896315071

トンネル拡幅工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280930
公開番号(公開出願番号):特開平10-121881
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】大きなスペースの拡幅を安全に施工することができるトンネル拡幅工法を提供する。【解決手段】既設のトンネル1から一次ロックボルト11aを打設し、トンネル1の拡幅予定領域10に対応する壁面12aを一次補強中壁12aとして残置して拡幅予定領域10を一次掘削する。次に、新たに露出した壁面12bにコンクリートを吹き付けた後、一次補強中壁12aを撤去し、吹付けコンクリート壁面12bを二次補強中壁12bとして残置して、二次掘削する。その後、新たな露出壁面を補強中壁として掘削する工程を適宜繰り返す。なお、必要に応じてロックボルトを増し打ちする。
請求項(抜粋):
既設のトンネルの中から周辺地山の少なくとも拡幅方向に対してロックボルトを打設する工程Aと、当該トンネルの拡幅予定領域に対応する壁面を補強中壁として残置し、拡幅予定領域を前記ロックボルトの作用効果が低減しない範囲で、トンネル横断方向及び縦断方向の二方向に地山アーチを形成しながら掘削する工程Bと、工程Bによって露出した壁面にコンクリートを吹き付ける工程Cと、前記補強中壁を撤去する工程Dと、工程Cによって得た吹付けコンクリート壁面を新たな補強中壁として残置し、拡幅予定領域を二次掘削する工程Eとを含み、その後、新たな露出壁面を補強中壁として掘削する工程を適宜繰り返すことを特徴とするトンネル拡幅工法。
IPC (2件):
E21D 9/00 ,  E21D 9/04
FI (2件):
E21D 9/00 B ,  E21D 9/04 F

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