特許
J-GLOBAL ID:200903080904623589

吸着式冷凍装置の吸着コアの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-333141
公開番号(公開出願番号):特開平11-166772
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 吸着剤の良好な充填を可能としつつ吸脱着性能に優れた吸着コアを実現する吸着式冷凍装置の吸着コアの製造方法を提供する。【解決手段】 熱交換流体が流れるチューブ33及びフィン34を備える熱交換器30の表面に接着溶液R0を塗布した後、溶媒を乾燥させて接着剤の接着力を一時的に無くす。続いて、接着剤の接着力を一時的に無くした状態で、多数の粒子状の吸着剤50を熱交換器30の面30a側から充填する。そして、溶媒で接着剤を濡らして接着力を復活させ、加熱して吸着剤50を熱交換器30の表面に接着する。これにより、接着剤は吸着剤50と熱交換器30の表面との間にのみ存在し、両者を接着する形となる。
請求項(抜粋):
熱交換流体が流れるチューブ(33)を有する熱交換部材(30)と、前記熱交換部材(30)の表面に接着され前記熱交換流体により冷却および加熱されることで気体冷媒を吸着および脱着することができる多数の粒子状の吸着剤(50)と、を備える吸着式冷凍装置の吸着コア(11、12)を製造する製造方法であって、前記熱交換部材(30)の表面に接着剤を塗布する塗布工程と、前記接着剤の接着力を一時的に無くす接着力抑止工程と、前記接着剤の接着力を一時的に無くした状態で、前記吸着剤(50)を前記熱交換部材(30)に充填する充填工程と、前記接着剤の接着力を復活させて前記吸着剤(50)を前記熱交換部材(30)の表面に接着する接着工程とを備えることを特徴とする吸着式冷凍装置の吸着コアの製造方法。
IPC (2件):
F25B 35/04 ,  F25B 17/08
FI (2件):
F25B 35/04 ,  F25B 17/08 Z

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