特許
J-GLOBAL ID:200903080912260053

熱交換器の組み付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小根田 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-192096
公開番号(公開出願番号):特開2002-013825
出願日: 2000年06月27日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】 フィン形熱交換部と胴筒壁とを切り離し両者間に設けた隙間に対し板状の断熱壁部材を介装させる場合に、機械的固定手段以外の手法により断熱壁部材を高熱環境下においても確実に位置ずれや脱落の発生を防止した状態に組み付け得る熱交換器の組み付け構造を提供する。【解決手段】 上側にバーナ、下側に排気処理管が排気フランジを介して取り付けられて内部に燃焼ガスが流される胴筒壁に対し、フィン形熱交換部6を胴筒壁の内部空間を横切るように取り付ける。フィン形熱交換部6の両端位置の各フィン7a,7bの両端縁にフィン突片71を突出形成し、断熱壁部材10の両端縁上部を切り欠いて凹段部101を形成しておく。各フィン7の両端縁と、胴筒壁との間の隙間に断熱壁部材を下から上に差し入れて、凹段部をフィン突片の下向き縁72に突き当てる。この状態で断熱壁部材の基端縁を排気フランジに支持させる。胴筒壁を外側から加圧して断熱壁部材と胴筒壁内面とを密着させる。
請求項(抜粋):
胴筒壁を有しその内部空間に筒軸方向一側から他側に向けて熱媒体が流される熱交換缶体に対し、フィンアンドチューブ形式のフィン形熱交換部が上記内部空間を横切るように取り付けられ、上記フィン形熱交換部が上記筒軸方向に直交する直交二軸の内の一軸方向に延びる少なくとも3枚以上のフィンからなるフィン群と、他軸方向に延びて上記フィン群を貫通する複数列の吸熱管とにより構成され、上記フィン群の上記直交一軸方向両端縁と、この両端縁と相対向する胴筒壁との間の各隙間に板状の介装部材が上記筒軸方向に差し入れられて介装されてなる熱交換器の組み付け構造であって、上記フィン群の内の少なくとも1枚のフィンにはその直交一軸方向端縁から上記直交一軸方向外方に突出して上記筒軸方向に向いた凸段部が形成される一方、上記各介装部材には上記凸段部に対し上記筒軸方向に相対向する凹段部が形成され、上記各介装部材は、その凹段部が上記フィンの凸段部に対し上記筒軸方向に相対向した状態で突き当てられて上記筒軸方向への移動が阻止された状態で上記フィン群に対し組み付けられていることを特徴とする熱交換器の組み付け構造。
IPC (2件):
F24H 9/00 ,  F28F 9/00 331
FI (2件):
F24H 9/00 D ,  F28F 9/00 331
Fターム (4件):
3L036AA06 ,  3L036AA31 ,  3L036AA42 ,  3L065BA17
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-237244

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