特許
J-GLOBAL ID:200903080924763484
ゼロクロス二値化回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197218
公開番号(公開出願番号):特開平10-041993
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 PHS等のデジタル移動通信機器の受信装置において、受信時の誤り率の劣化を防止することができるゼロクロス二値化回路を提供することを目的とする。【解決手段】 サンプリング周期で抽出されたクロック位相信号を連続3サンプルにわたって保持レジスタ3,4で保持した後、符号検出手段5,6によって符号ビットの正負の変化点を検出する。第1サンプルと第2サンプルの間に変化点があり、かつ第3サンプルの符号が第2サンプルと同一である時、別途、絶対値大小比較手段9および遅延レジスタ10,11によって算出された第一サンプルと第二サンプルの比較結果から絶対値の小さい方のサンプルをより真のゼロクロス点に近いサンプル点と判定して二値化を行うゼロクロス判定手段12を設けた。
請求項(抜粋):
サンプリング周期で抽出されたクロック位相信号を入力とし、連続する3サンプルにわたって符号の正負を判定し保持する符号検出手段と、保持されたサンプル値を用いて第一サンプル値と第二サンプル値の絶対値の大小を比較する大小比較手段と、前記保持された符号と前記大小比較結果を入力として、第一サンプルと第二サンプルの間に符号の変化があり、かつ第三サンプルの符号が第二サンプルと同一である時に、第一サンプルと第二サンプルの絶対値の小さいサンプル位置をゼロクロスと判定して二値化を行うゼロクロス判定手段とを備えたことを特徴とするゼロクロス二値化回路。
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